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福山雅治「そして父になる」【感想】親子にとって一番重要なことを知る

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福山雅治「そして父になる」【感想】親子にとって一番重要なことを知る

そして父になる、テーマは子供(新生児)取り違え。とても重く、簡単なテーマではないだけにこれが正しいという答えはないのでしょう。

この「そして父になる」でもさまざま人達のさまざまな心の葛藤がみごとに描かれている素晴らしい映画だと思いました。

赤ちゃんの取り違え事件、昔は実際にあったとニュース等で見ることもありますし、この「そして父になる」のように映画や書籍として取り上げられていますが、実際どうなんでしょう?

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新生児取り違え(しんせいじとりちがえ)とは新生児が出産直後に何らかのかたちで別の新生児と入れ替わる事故のことである。

このような新生児の取り違えはなぜ起こってしまうのでしょう。

同じように新生児取り違えをテーマにした『ねじれた絆―赤ちゃん取り違え事件の十七年』の著者である、ジャーナリストの奥野修司さん。
 
「取り違え事件が頻発したのは、今回の事例よりも後の1970年代。現在40歳前後の第2次ベビーブームの世代ですね。病院での出産ラッシュが起こると、赤ちゃんを抱き上げて運ぶ助産婦さん、沐浴専門の助産婦さんというように、オートメーションの工場の流れ作業のように、母子の世話が合理化されてしまったのです。これが、取り違えの温床になったのです」と語っています。
 
1973年の日本法医学学会の学会誌には、大学教授たちが全国を調査した結果「1957~1971年までの間に32件の取り違えが起きていたことが分かった」と、記載されているそうです。
 
「32件だとされていますが、当時、法医学の専門家は『報告があるのは全体の5~10%だろう』と予測していました。つまり、日本全国で500件程度の取り違え事件が実際に起こっていたのだろうと推測されているのです。その数の中には、医療機関も、当人ですらまだ気が付いていない事例も含まれているのです」

実際の数字以上にこの子供(新生児)取り違え事件は多くおこっていたようです。

高度成長期の日本で実際に 新生児取り違え事件があったんやもんなぁ 今は生まれてすぐに名札を足に貼るけど昔って雑に手にマジックで番号で書くだけって聞いた 日本そんなんやったんやで 50年前の日本て。

60年前新生児取り違え事件の被害者の人は時間を元に戻して欲しいってテレビのニュースで言うとったなぁ。現実とは惨い。

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「そして父になるを観た人」の感想

そして父になるってすっごい考えさせられるな

「そして父になる」観てるとしんどくなるよねぇ。 この一連のことが発覚して、夫婦の間がギスギスし始める時がとてもしんどい・・・

そして父になる見てるんだけど、 へビィーよねえ? 育てた子供、血が繋がってなかったとしたら、自分はそのまま育てるのかな?それとも取り替えるのかなー

「そして父になる」見てるけど、性格の歪んでる福山雅治。

そして父になる、本当に好きな映画。是枝作品の中で一番かも 完璧主義なくせにダメなお父さんの福山雅治が好きすぎる。

『そして父になる』もう何回も観てるけど、改めて思うことは、産みの親ではなく、育ての親が全てだということ。 産まれて育ってる時に一緒にいない親を、はたして親と言えるのだろうか、いや、言えない。認識できないんだもの。 ちゃんと新しい父親ができると良いな…

福山雅治さん主演の「そして父になる」観てるけど、子供取り違えられて交換しましょうって俺それは出来ないよ。それまで育てた愛情もたくさんあるし…それに子供は道具じゃない。もし、それがいつか罪になるって言われるなら俺はそれを背負うよ。家族、子供を必死で守るよ。

きついけど福山の気持ちわかるわっていう意見も。子供のことを思い厳しく接する厳格な父親。

でも今まで子供と向き合えていなかった父親。カメラに残された「けいた」が撮影した「大好きな父親」の写真。

最期に、並行して歩き、けいたに本当の父の言葉を告げる福山お父さん。泣けます。

この映画のテーマ。血のつながり。

血のつながりっていったいなんなのでしょう。

家族を守るために仕事が大事なのはわかります。
世のお父さんのほとんどは仕事に追われ子供との時間があまり取れていないというのが現実なのではないでしょうか。

映画の中でリリーフランキーが言っていたセリフ。

「子供は時間だよ」

本当にそう思います。血のつながりも大事なのでしょうがやはりいかに子供と同じ時間を過ごしてきたか。それが大事だとこの映画を観ていて再確認。

もっと子供との時間を優先していこうと思いました。自分と血のつながった子供がそばにいる幸せをかみしめながら。

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