井之脇海「ひょっこ」「ごちそうさん」での重要な役割とは?
井之脇海さんといえば、子役時代から活躍をしている俳優で、2019年4月からは福山雅治さん主演のドラマ「集団左遷!!」に出演し、等身大の若者を演じて注目を集めています。
そんな井之脇海さんの過去に出演してきたドラマの中で、特に注目された「ごちそうさん」「ひよっこ」での重要な役割について書いていきたいと思います。
◆「ひよっこ」での井之脇海の役どころは?
「ひよっこ」とは、2017年4月から9月まで放映されたNHKの朝の連続テレビ小説です。
主演は有村架純さんで、通常はオーディションを行って主演が決まりますが、オーディションを行わずに決まりました。
これは「花子とアン」で主演をした吉高由里子さん以来のことです。
話しの大まかな内容としては、1964年に行われた東京オリンピック前後の話で、有村さん演じる谷田部みね子が、出稼ぎで上京した父親が正月に家に帰ってこなかったことがきっかけで東京へ。
工場で働きながら父親を探したものの、オリンピック後景気が極端に悪くなって工場が倒産し、困り果てたところ、父親に縁のある洋食屋で働くことになり、周りに支えられながら強く生きて成長していく、といった内容です。
井之脇海さんがこのドラマのなかで演じたのは、有村さんたちにコーラスの指導をする高島雄大役で、有村さんの同僚の婚約者という役どころです。
誠実で凛としたたたずまいが、井之脇さんのイメージとマッチしているような感じがします。
音楽を教えるという意味では井之脇海さん自身と重なるところがあります。
井之脇さんの家系には、琴の師範がいたり、有名な和楽器奏者の最後の弟子がいたりなどと音楽と縁が深い家庭に生まれました。
そのため、特技がピアノや琴だといっています。
ピアノを弾ける人はよくいますが、琴を弾ける人はなかなかいません。
井之脇海さんは現在役者一本でやっていますので、時代劇などでその能力がきっと生かされることでしょう。
ピアノについては、2008年に公開された「トウキョウソナタ」でピアニスト役をやりましたので、そこでも経験が十分に生かされています。
◆「ごちそうさん」での井之脇海の役どころは?
「ごちそうさん」は、2013年9月から2014年3月に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説です。
主演は杏さんで「ひよっこ」と同じようにオーディションなしで主演が決まりました。
ドラマの大まかな内容としては、杏さん演じる東京出身の食いしん坊の卯野め以子が、東出昌大さん演じる大阪出身の西門悠太郎のもとへ嫁ぐことになり、東京と大阪の文化の違いに苦しみつつも、力強い母親へと成長していくというものです。
物語を通じての大きなテーマは「食」になっています。
ごちそうさんの井之脇海くんは改めて見ても井之脇海くんでした pic.twitter.com/NKEpUCfvct
— キム虎 (@soukurokimyan) 2018年9月22日
井之脇海さんがこのドラマのなかで演じたのは、杏さんの弟の卯野照生という重要な役どころです。
主人公が大阪に嫁ぐ前の東京での話しを語るうえでは欠かせない存在といえます。
主人公の結婚を最初は父親に反対されていたものの、それを結婚する方向にもっていったのがこの弟です。
周りの人間を心温かくさせて、笑顔にさせることのできる天真爛漫さがありました。
役者のなかには、どの役柄をやってもその人にしか見えない、演技のパターンが同じと言われている人もいます。
しかし、井之脇海さんの場合は、井之脇さんという存在を消して、その役柄に真の意味でなりきっています。
東京から舞台を大阪に移して井之脇海さんの出番が大きく減ってしまった時に、井之脇さんはもう出てこないのかな、という彼を望む声が少なからずあったようです。
このような声は役者冥利につきると思います。
今後は、脇役としてもその演技力は生かされると思いますが、井之脇海さんのもっと重要な役どころでの演技をみてみたいものです。
◆井之脇海 まとめ
井之脇海さんは「ひよっこ」や「ごちそうさん」など高視聴率だった朝の連続テレビ小説に出演し、全国的に知られるようになりました。
また、自身の経歴を生かしてドラマや映画にも出演しています。
4月からもドラマで井之脇海さんの姿をみることができますので、これからの一層の活躍を期待したいものです。
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