井之脇海の子役デビューきっかけが切ない!大学進学した意外な理由?
井之脇海さんといえば、最近のドラマでは「義母と娘のブルース」や2019年4月からは「集団左遷!!」に出演して注目されています。
井之脇海さんはまだ幼いころから多くのドラマに出演していました。
20代ながらも芸歴の長い井之脇海さんについて、どのような人物かまとめていきたいと思います。
◆井之脇海のプロフィールと経歴について
井之脇海さんは、1995年11月24日生まれの現在23歳で、神奈川県の横須賀市出身です。
この名前は芸名ではなく本名で、横須賀市の海の近くで生まれたことから「海」と名付けられました。
母方の家計が格式高く、母親の祖母が琴の師範、母方のおじさんがフルート奏者などと音楽一家で、身近なところに音楽がありました。
現在では、ピアノや琴の演奏を得意にしています。
学業においては、芸能コースがあることで知られていて山口百恵さんや仲間由紀恵さんなど多くの有名人が卒業したことでも知られる日出高等学校を卒業した後、日本大学芸術学部に入学し、卒業しました。
井之脇海さんは子役のころから活躍して、多くの作品に出演しています。
特にNHKの大河ドラマ「平清盛」や「おんな城主 直虎」、朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」や「ひよっこ」などに出演して、全国的に知られるようになりました。
また、2018年のフジテレビドラマ「青と僕」では主演も務めました。
◆井之脇海の子役時代 芸能界入りのきっかけが泣ける
井之脇海さんが芸能界に入ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。
当時母親が病気になったり、飼っていた犬が病気になったりと悪いことが続いて家庭内がどんよりとした空気になっていたそうです。
井之脇海さんは自分に目が向けられていないと感じていて、自分がテレビに出るようになれば、家庭のなかが明るくなって注目してもらえると思ったことが芸能界入りのきっかけでした。
9歳の時にドラマ「柳生十兵衛七番勝負 最後の闘い」の徳川家綱役でデビューを飾りました。
2007年には映画「夕凪の街 桜の国」が公開されましたが、その役柄が病人であったため、日焼けをすることができなかったようです。
なので楽しみにしていた地域の夏のお祭りで神輿を担ぐことを断念せざるを得なかった苦い思い出も。
井之脇海さんは作品に出演していくなかで、最初はテレビに出ることができればいいと思っていましたが、芝居をすることに魅力を次第に感じていくようになりました。
2008年には映画「トウキョウソナタ」に出演し、これが俳優として生計を立てていこうと思うきっかけとなる作品になりました。
映画内で井之脇海さんは、小学6年生の天才ピアニストの役で、見るものを引きつけるような演奏の姿を披露して話題になりました。
ただ、実際に演奏をしていたわけではなく、ピアニストの音に合わせて弾いているようにみせるだけでした。
しかし普通にやるとどこか違和感が出てしまうものですが、指の滑らかな動きが表現できたのは練習の賜物です。
しかも、この動きをわずか一ヶ月の間に習得したということですので、努力をしたことはもちろんのことですが、井之脇海さんの才能の高さを感じさせました。
井之脇海さんはこの作品で、キネマ旬報新人男優賞を受賞しています。
この賞を過去に受賞した人は、松坂桃李さんや柳楽優弥さんなどという現在大活躍をしている俳優です。
井之脇海さんも同じ賞を受賞しましたので、将来のさらなるブレイクが期待されます。
また、井之脇海さんは教育テレビの「天才てれびくんMAX」にも出演していました。
「天才テレビくん」は1993年から放映されていて番組名をマイナーチェンジしながらも長期的に放送されている人気番組ですが、レギュラー出演し、番組内のドラマにも出演して注目を集めました。
◆井之脇海の出身大学は?大学進学した意外な理由とは?
井之脇海さんは幼いころから芸能活動にかかわり、高校も芸能の要素が強い高校に入りましたので、大学に進学するこだわりはそこまでありませんでした。
しかし、2008年の映画「トウキョウソナタ」で共演した香川照之さんから大学は出ておいた方がいいぞ、というアドバイスをもらいました。
香川さん自体が東京大学を卒業していて、俳優としてだけではなくて現在は歌舞伎役者としても活躍している超一流の人ですので、その人のアドバイスは貴重なものでした。
井之脇海さんはそのアドバイスを受け入れて、日本大学芸術学部映画学科の演技コースに進学しました。
学業の面からも演技について学び、演技の幅の広がりが期待されます。
また、大学ではこの先ずっと多くの作品に関わり続けたいという思いから、演技だけではなくて作品を作るほうにも興味をもつようになりました。
2015年には、井之脇海さん自身が監督をつとめ、脚本をつくり、出演までした作品「言葉のいらない愛」を撮影し、この作品は第68回カンヌ国際映画祭ショートフィルム部門で入選するほどになっています。
演技だけではなく、作品をつくるほうにも能力がありますので、今後多方面での活躍が期待されます。
◆井之脇海まとめ
井之脇海さんは子役時代から活躍をして、現在では大河ドラマや話題になったドラマなどに多数出演し、注目を集めています。
俳優を目指そうと思ったきっかけは、家庭内を明るくして注目を集めたいというものでしたが、そこから俳優に目がいく眼力はなかなか珍しいものがあります。
演技だけではなくて、監督業にも力を入れている井之脇海さんの今後の幅広い活躍が大いに期待されます。
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