ダーウィンが来た!十字架のような飛行魚の名前は?3/25
最近、日本の海で、十字架のような謎の飛行物体が目撃されているそうです。研究者も驚く奇想天外な飛行物体の正体は魚?トビウオ以外に空を飛ぶ魚がいるのでしょうか?
トビウオの群れに混じってまれに現れる「空飛ぶ十字架」に似た魚の正体とは?
ダーウィンが来た!十字架のような飛行魚の名前は?3/25
ダーウィンが来た!十字架のような飛行魚の名前は?3/25
十字架のような謎の飛行魚、その正体は「トウザヨリ」という魚。
トウザヨリは体長40cm前後になり、下顎が長く竿状に伸び、体は非常に長い。尾ビレは三叉型。胸ビレは長く、鰓蓋骨後縁から上顎先端までの長さよりも長い。
比較的温かい海域の定置網などでは普通に見かける魚だそうですが、まとまらないのと、身が薄いなどで売れないために一般には流通していないのでなじみのない魚のようです。
ある釣り人がこのトウザヨリを通った時の感想として「サヨリと一緒に釣れたのですが、下あごは非常に長いし、胸鰭は長いし、最初はびっくりしました。サヨリより細長く、身が薄く柔らかいのでさばくのが少し面倒でしたが、特に癖もなく、食べることができました。」と語っています。
研究者も驚く「意外すぎる飛行方法」が解明されたのはつい最近なんだそうです。その驚くべき飛行方法がダーウィンが来た!で紹介されます。
そのトウザヨリですが、トビウオと違って水平尾翼となる大きな腹ビレを持たないので比較的大きな背ビレと尻ビレ、尾ビレを水平尾翼にする為に体を90度ひねって飛びます。しかしトビウオよりも安定した飛行ができる性能を持つ魚とも言われています。
トビウオに混じって細長い身体をクネクネとねじりながら飛んでいる様子がおもしろい!意外に立派な羽を持っていることにおどろきです。
まさかトビウオ以外で飛行する魚がいるなんて思いもしませんでした。