岸和田だんじり祭早くも重傷者!だんじり嫌いの人も存在する件
大阪府岸和田市で15日、秋の風物詩「岸和田だんじり祭」が始まりました。
関係者らは「祭りで被災した人たちを元気にしたい」とだんじりをアピール。
しかし今年もだんじりで街灯が折れ、男性重傷者が出てしまいました。
だんじりで怪我人がでてもあまり驚きがないのですが、なにか対策はないのでしょうか。
◆岸和田だんじり祭の魅力
だんじりの魅力はだんじりをひいた人にしかわからない醍醐味があるのでしょう。
独特の緊張感。優越感。
年に一度のこの祭りには色々、人を夢中にさせる熱いものがあるのでしょう。
これだけは経験者にしかわからない部分です。
「岸和田だんじり祭りを知ってるだけに関東の神輿は子供の遊びにしか見えない。」
「だんじりは怪我してなんぼ。武勇伝があってなんぼ。それが花だと思ってる泉州人。」
このように怪我するのはだんじり祭の名誉なんだそうです。
しかし毎年、怪我人が出て下手したら死人が出るこのだんじり祭りに、運営や祭りの見直しを行われないのはなぜなのでしょうか。
「また今年もあの頭の悪そうな祭りやってるのね。あの映像を観ると本当に大阪に産まれなくて良かったと心の底から感謝するわ。」
他府県の人にはそのように感じている人も多いようです。
他府県の人だけでなく、地元岸和田出身の方や、現在岸和田在住の方もだんじり祭をよく思っていない人も多いようです。
◆岸和田だんじり祭に反対する地元の人たち
「ヤンキーだからだんじり引くのか。だんじり引くからヤンキーになるのかどっちだろうな、堂々と真昼間からガキが飲酒喫煙 みんな知ってる。みんな見てる。警察も見てるのに警察は動かない。もはやそれが伝統行事になってきてる…俺が知らないだけで酒OKなの?だからだんじりは嫌いだ。」
「だんじりとかいう迷惑にしかならない行事は早くやめて欲しい」という意見も多く聞かれるのです。
別にだんじりは嫌いじゃないけれどテンションの上がりすぎた青年団の度を超えた好き放題の行動をよく思っていない人が多いようです。
だんじり祭りだから何をしてもいいというような風習を嫌う人が地元には多く存在しているという事実もしっかり認識しておく必要があるのではないでしょうか。
◆岸和田だんじり祭をより良い行事にしてほしい
このように岸和田にははだんじり好きとだんじり嫌いが半々くらい住んでるという意見もあります。
岸和田だんじり祭を始め、日本の祭りには危険をともなう祭りが数多く存在します。
伝統と人命でどちらかが大切なのだろうかということをもう一度考え直さなければならないのではないでしょうか。
祭りに参加している人々の大多数は伝統の方が大事!と声を大にする方も多いでしょう。
それならば伝統的な神事を後世に伝えていくための品や格を意識して祭りに参加していくという責任も忘れないでほしいと思います。