ショーケンこと萩原健一死去の原因GIST(じすと)ってどんな病気?
ショーケンこと萩原健一さんの訃報が入りました。
2011年から闘病していたそうですが、萩原健一さんの強い希望で病名の公表を控えていたとのこと。
26日午前10時30分容体が急変し、妻に看取られて息を引きとったそうです。
その死因である「GIST(じすと)」という聞きなれない病名が気になります。
◆ショーケンこと萩原健一死去の原因GIST(じすと)ってどんな病気?
GISTは、胃や小腸(大腸、食道はまれ)など、消化管の壁にできる転移、再発を起こす悪性腫瘍の一種(肉腫)。
胃がんや大腸がんなどの一般的ながんが消化管の粘膜上皮から発生するのに対して、GISTは粘膜の下から発生するという点が大きく異なります。
しかしガンには変わりがない病気のようです。
◆ショーケンこと萩原健一死去の原因GIST症状
病変が大きくなっても自覚症状が少ない腫瘍ですが、腹痛や腫瘍からの出血による下血、貧血などの症状があらわれることがあるそうです。
切除することが可能な場合は、手術を行います。完全切除できたと思われる場合でも、手術を行った後に肝臓や腹膜への転移を起こすことがあります。
病院で治療されるGISTの発生頻度は、10万人に1~2人と少なく、希少がんの1つに位置付けられます。
日本では、発生部位として胃の割合が70%と高く、次いで小腸20%、大腸および食道が5%となっています。
◆ショーケンこと萩原健一の訃報に多くの人の声
・ショーケンが亡くなるなんて 信じられないよ。病気だったなんて知らなかった。
・ショーケンが亡くなった。ドラマをあまり見ない私ですが、ショーケン主演「柊又三郎」を見ていてその記憶が残っています。 ご冥福をお祈り申し上げます。
・ショーケン死んじゃったのか。 いろいろとやらかしたた人だけど、「傷だらけの天使」と「前略おふくろ様」は絶品だった。
・「傷だらけの天使」も「太陽にほえろ!」マカロニ刑事もタイムリーでなかった自分にとって、萩原健一さんの魅力を生で味わえたのは深作欣二監督『いつかギラギラする日』の神崎でした。
・「太陽にほえろ!」のマカロニ、「傷だらけの天使」、神代辰巳作品……。高校生くらいの頃のおいらにとってショーケンは、かっこ悪いところまでかっこいい、そんな大人の魅力をプンプンさせた人だった。
・ショーケンええ歌多いよな ぐでんぐでん 愚か者よ 大阪で生まれた女 ラストダンスは私に 全部好きやわ
・ショーケンで真っ先に思い浮かぶのは「その後の仁義なき戦い」の終盤の食堂シーンで「らんららーん らんららららぁ~」と叫びながら片っ端に客にビンタしまくるシーン。ブラウン管の中で熱唱する松崎しげる、テレビを投げつけて破壊する根津甚八・・・史上最強にシュールなシーンだった。
「太陽にほえろ!」や「傷だらけの天使」などで圧倒的カリスマ性をほこった名優、ショーケンこと萩原健一さん。
こころよりご冥福をお祈り申し上げます。