ゴルフ渋野日向子!全英女子オープン優勝は本当の実力?調子を維持するには?
全英女子オープン初出場で初優勝してしまった渋野日向子選手。
彼女は東京オリンピックを目指すとしていますが、ちやほやされてしまって、沈没してしまうのではないかという不安を感じている方も多いでしょう。
今回の優勝は本当の実力なのか?
マスコミに追われ今後試合や練習に集中できるのか?
この調子を維持していくにはどうすればいいのでしょうか。
◆渋野日向子 全英女子オープン優勝は実力?
渋野日向子選手は、まだプロ2年目の選手が初の海外の試合でいきなりの優勝、それもメジャー大会、世間ではそれほど注目を浴びて居たわけでもないのですが、今回の優勝が本当の渋野選手の実力なのかがとても気になるところです。
今回の優勝で、世界ランキングは確かに上位に行きましたし、世界中にシンデレラスマイルと注目されています。
これからはテレビへの露出度も高まる事でしょう、今回の優勝が本物の実力であってほしいとは思いますが、一時の話題で終わってしまわないように、プロの選手として、精進を重ねて、天狗にならづにこれからも頑張って、本物の実力にしてもらいたいと思います。
幾多の日本人が挑戦してきたメジャータイトルを、海外初挑戦でものにするのも実力のうちなのかもしれませんし、持って生まれた強運があるのかもしれません。
これからちやほやされることが多くなると思いますが、初心を忘れることなく、練習に励んで、オリンピック出場をして、念願の金メダルを胸にしてもらいたいと思います。
◆渋野日向子 メディア注目で試合や練習に集中できるのか
渋野日向子選手が42年ぶりに日本人選手として2人目のメジャー優勝ということで、連日報道陣が追いかけまわし、取材や記者会見などに振り回されているようです。
まだ今季の日本ツアーは折り返し地点にあり、年末まで多くの試合を残しています。
日本中が、渋野選手のメジャー優勝を祝したい気持ちは私も同感ですが、取材や記者会見に忙殺され、練習の時間が取れなくなったり、また試合会場まで追いかけまわすのは如何なものでしょうか。
本人が試合に集中できる環境を整えられるように、ファンもゴルフ協会もマスコミも秩序ある行動をとるべきだと思います。
記者会見の話ぶりからは、本人は浮ついたところが見受けられませんが、何と言ってもプロとして経験が浅く、これから順風満帆の日々ばかりではないと思います。
勝負の世界は決して甘くはありませんから、きっと、大きな壁にぶつかり、もがき苦しむ瞬間も来るでしょう。
その壁を乗り越える力とい勇気をファンも教会関係者も報道関係者も暖かく見守っていって欲しいと思います。
◆渋野日向子 この調子を維持していくために
今回「全英女子オープン初挑戦=初制覇」という快挙を成し遂げてしまったことで、一躍時の人となってしまった渋野日向子選手。
当分は当人はもちろん、家族や関係者がマスコミに追い掛け回され練習らしい練習が出来なくなる状態がしばらく続く可能性もあると感じます。
帰国後のインタビュー等を聞いていると、渋野本人にはどこか冷静で、あまり浮ついていると感じる部分はないので、図に乗ったりすることはないかと思いますが。
今までも種目問わず、凄い選手に周囲が過度に期待しすぎてしまい、本人もサービス精神からなのかかそれに答えようと無理と無茶を重ねた結果成績が堕ちていくという悪循環に陥ってしまいかねない事態もあったので、周囲のある程度の自重は本当に必要だと感じます。
個人的には、しばらくは国内トーナメントにあくまで調整として出場してもらい、(当人も周囲も)勝ちに固執することなく、あくまでも「渋野選手にとって負担のない楽しいゴルフ」を心がけてもらいたいと思います。