松坂大輔のけが!復帰への影響は?損害賠償請求は可能?相手は?
松坂大輔選手が、ファンとの接触によるけがで病院に行ったというニュースが話題です。
ファンとのハイタッチで右肩に違和感をおぼえているというのです。
突然始まった松坂選手のサイン会には、松坂選手の周りにはサインを求める大勢のファンが集まっており、その中の一人が松坂選手の腕を引っ張って肩が抜けたことによる怪我であるそうです。
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◆松坂大輔の症状は?復帰への影響は?
ニュースで「松坂大輔さんが右肩に違和感」を知りました。
しかもファンに腕を引っ張られたなんてビックリです。
いずれにしても最低限のマナーをファンは心掛けて欲しいです。
ファンへのサービス精神旺盛な松坂選手もこれからはファンとの交流の制限が出てくるかもしれません。
楽しみにしている他のお客さんや将来プロ野球選手に憧れる子供たちをガッカリさせるような事態にならないよう願うばかりです。
一応、病院で検査を受けた結果大事には、至らずスロー調整ということ。
松坂投手は、右肩に持病を持っているので心配です。
まだ病状の詳細は分かりませんが大事に至らないことを祈るばかりです。
中日のキャンプはファンとの接点となる場所が多くあることが分かりました。
松坂投手もファンサービスを進んでやっていたようなのでファンサービスが裏目に出ててしまったのかなと思います。
これで開幕ローテーションに入れず開幕から松坂投手を見れないのは非常に残念です。
腕を引っ張ったファンに関してもファンとして乱暴な扱いをすることはファンとしてあり得ないでしょう。
このことがきっかけでキャンプでのファンと選手との接点が少なくなることがあったとしたら、とても残念です。
松坂投手には早くけがを治して復帰して欲しいと思います。
全盛期の松坂投手はもう見れないでしょうが全盛期でなくとも頑張っている松坂投手の姿は同年代の励みになります。
このけがが原因で引退になることだけはあってほしくない。
じっくりと治療して全盛期に近い松坂投手のピッチングをまたシーズン中も見たいと思います。
ファンを大切にする松坂投手の姿勢はプロ野球選手として貴重な存在だと思うので必ず復帰してまた老獪なピッチングを見せてもらいたいと思います。
◆過去にも同じ事故はあった?ファンが守るべきマナー
実は今までもハイタッチなどによって、肩を傷めた選手がいるようです。
ファン感謝デーでの握手会やハイタッチ会は、選手にとってはかなり警戒するイベントであるとのこと。
野球が好きな方は男女問わず多いものですが、そのファンの中には、まるで力比べをするかのように、勢いよくハイタッチをしてくるファンがいるそうです。
通常スポーツ選手は、怪我をしないように配慮して生活しているはずです。
それに対して、いきなり力任せにハイタッチしてくるというのは、ファンとして非常識極まりないものでありその幼稚な行動は理解に苦しみます。
それで怪我し、自分が応援している選手が活躍できなくなったらどうするつもりなのでしょう。
握手会やハイタッチ会は、選手とファンの距離を縮める重要な行事ですが、ファンは十分に気をつけなけれななりません。
スポーツ選手は体が資本ですから、その本人が大切にメンテナンスしている体を、ファンももっと気遣いを持って接するべきです。
好きな選手に会えたからといって興奮して、握手会で選手の手を引っ張ったり、ハイタッチ会で思いっきりバーンと叩いたりすることは、傷害罪にもあたるかもしれません。
松坂選手が体に違和感を感じるほど、興奮したファンから手荒に扱われたのは、残念としかいいようがありません。
ファンのほうも、松坂選手がケガをして、しばらく治療に専念せざるを得ず、プレーできなくなる状態を望んでいたわけではないはずです。
それなのに、興奮のあまり、気持ちと行動が抑えられなかったのでしょうか。
ファンの方は、十分に反省すべきです。傷害罪で告訴されてもおかしくないことをした、という自覚を持つべきでしょう。
こういうことがあると、握手会やハイタッチ会の存在そのものが危ぶまれてしまいます。
「握手会」「ハイタッチ会」というイベントそのものが見直しされても良いように感じています。
しかし選手を身近に感じることが出来る、ファンにとっては貴重なイベントのはずです。
その貴重なイベントを守るためにもファンは全員、節度を持って、こういったイベントに参加すべきでしょう。
自分達はお客様だから何でも許されるという考えではなく、「みんなで支えよう!、盛り上げよう!」の精神を心掛けたいものです。
◆腕を引っ張っただけでけがをするものなの?
しかし今回腕を引っ張られたことで松坂選手はけがをしてしまったわけですが、鍛えているスポーツ選手の体はそこまで弱いものなのでしょうか。
まず肩というのは、人間の関節のなかでもっとも大きく動く関節なのだそう。
ぐるりと全方向に動くようにできています。
この動きを支えるために、関節と、腱板(小さな筋肉群と腱の集合)、滑液包(動きをスムーズにする液の袋)、靭帯、筋肉が組み合わさっているそうです。
思ったより複雑な部分なのだと改めて感じました。
なぜファンによって腕を引っ張られて肩を痛めたのか。
それは瞬間的に首と肩に過緊張が起こったことが原因と考えられるようです。
引っ張っただけなのに身体にはそんな事が起こっているとは驚きです。
今回とは関係なさそうですが肘内障(ちゅうないしょう)という症状もあるそうです。
子供の頃、友達に「私、腕が抜けた事あるよ」とか「関節外れた事ある」とか聞いた事があります。
あまり信じていなかったのですが、本当にあったんですね。
でもスポッと抜けるわけではなく肘の関節のズレだそうです。
幼かった私は完全に腕が取れちゃう想像をしていたのでだいぶ誤解をしていました。
肘内障を治すにはひじの関節を、手のひらが上向きになるようにねじるだけだそうです。
決して引っ張らないように!悪化してしまいます。
今回ファンも常識に欠けた行動だと思いますが、腕を引っ張っただけで肩にそんな症状が起こるものなのです。
しかし肩だけではなく、人間の身体構造は複雑で思いもよらない方向からの力にはとても弱いのです。
普段鍛えてらっしゃるスポーツ選手でも肩を痛めてしまう今回のような件もめずらしいことではないのです。
◆損害賠償請求は可能?
気になるのがこの件で松坂選手が試合に出れなくなった場合の損害賠償請求。
結果は「損害賠償請求は出来る」です。
ただし接触してきたファンを特定する事が前提です。
キャンプ中の出来事のようなので、不特定多数のファンが詰めかけています。
至近距離でスター選手である松坂大輔が目の前にいたらファンだって興奮します。
その大人数の中で松坂選手の肩を引っ張った人を特定できるかがカギになりそうです。
おそらく引っ張られた瞬間に顔を確認していたとしてもその後、身元を確認していなければ損害請求先がわからないことになり請求不可能となります。
誰が怪我をさせたのかは特定されておらず、今後刑事事件として警察が動かない限り、特定することは難しいと思います。
ただ、もし怪我をさせたファンを特定することができて、そのファンを球団や松坂選手が訴えることになった場合、傷害罪と威力業務妨害罪が適応されると考えられるため、多額の損害賠償が請求できることになります。
しかし、球団も松坂選手もそこまですることは望まないと考えられます。
松坂大輔相手への対応
松坂選手本人は怪我をさせられた相手の事は一切公表と言うかその部分にはふれていないようです。
プロ野球選手のピッチャーの右肩と言えば商売道具のようなの物ですから、怪我をさせられてしまえば選手生命も危うくなってしまうかもしれない大変な事だと思います。
大事な右肩に違和感を覚え病院で検査をするような事になってしまったにもかかわらず、松坂選手は肩の負傷の原因となった相手の事は特定されないように公表していないそうです。
人によっては相手に対して損害賠償等を請求してもおかしくないような事例かもしれないのにファンサービスを大事にする松坂大輔選手の人柄と言うか男気のような物を感じました。
SNS等では松坂選手を負傷させた相手は誰なのかとバッシングもされているようなので松坂選手本人も負傷させられたとはいえ相手を気遣った行動だと思います。
◆今後「握手会」「ハイタッチ会」はなくなる?
ファンが選手を壊してしまうというあってはいけない事故。
今までキャンプ地では比較的距離も近く、自由に選手に声掛けできたり、サインや写真撮影に応じていました。
ネットオークションでのサインの転売問題等もあり、年々ファンサービスに対して厳しくなってきているのも事実ですが、この事件を機に、今後NPB、球団、若しくは選手会からファンサービスの完全な制限、規制が出来るのではないかという見解です。
シーズンの成績どころか選手生命に影響しかねないこと、また年々エスカレートしていくファンの要求を止めるには、ファンサービス(サインや写真撮影)は球団が主催した場所に限定し、職員が監視している状況で開催する等の措置が必要と感じました。
選手も良心でファンサービスをしてくださってる中、この様な事件が起きてしまうのは大変悲しくもあり、残念です。
松坂選手に限らず、人気選手の周りには何とかしてサインを貰おうと群がるファンが付き物です。
そういったファン同士の衝突も全く問題が無いわけではありません。
サインを貰おうと群がった人と人との衝突でケガをしてしまう方もいます。
野球選手とファンの在り方に関して、NPBでも考える時が来たのではないかと思います。
◆今後のファンサービス運営について
人気選手であればあるほど、ファンとの距離感は重要になってくるのではないかと思います。
ファンとの距離感を注意している球団とそうでもない球団ではここまで違うのかと思わせる内容でもありました。
中日ドラゴンズチームがファンとの接点を多くするのはいいことだとは思います。
しかし大事な選手の身体、ぜひ、試合以外のことで怪我をすることがないよう、関係者が配慮していく必要があるでしょう。
今後はこのような事故が起きないように、松坂選手のような人気選手たちは特に警備やファンサービスが厳しくなってしまうのではないかと考えられます。
最近では有名選手のサインを転売目的で選手にサインを求める事例も多発しており、ドラゴンズの球団はサイト上で注意を隆起する文面を掲載したばかりの出来事。
このように高額で販売することが目的の人以外でも、サイン欲しさに周りの人たちのことが見えなくなって無我夢中でサインをもらいに行く人もいますが、ファンとして応援しているのならば、選手のことを思った行動を心がけるべきだと思います。
今回の事は、話題性+ファンとしてキャンプ見学の仕方に一石を投じた気がします。
選手は商品です。球団としても選手に傷をつけられては商品価値がなくなります。
高い年俸を支払っているにもかかわらず試合に出られないとなれば興行成績に響きます。
ファンも本来の目的である試合に出ている松坂選手を見れなければがっかりするはずです。
そんなことを避けるためにファンのマナーに注意喚起を与えた今回の騒動だと思います。
松坂選手が大事に至らないといいですね。いちファンとして心から無事を祈っています。