ドラマ「ルパンの娘」華と和馬の恋ゆくえは?ベレー帽の老人の正体は?!
無事に犯人は捕まったものの、当然結婚式は台無しになってしまいました。
それに伴って、和馬の結婚自体も破綻になります。
結婚相手だったエミリは巻の親戚だったのですから、当然でしょう。
そこで気になるのは、今後の華と和馬の関係。
本当に愛している相手が誰なのか気付いた和馬。
そんな彼がとった驚きの行動とは!
◆華と和馬の二人はよりを戻すのか?
和馬は結婚式をぶち壊したとして、桜庭家から勘当されてしまいます。
それは勿論、家族からの愛ある提案。
その意図は、桜庭家から勘当したのだから、例え泥棒一家の娘である華との関係に口は出さない。
家を出て、華と暮らせということ。
華への気持ちに改めて気付かされた和馬は、もう迷いません。
すぐさま華の元へ向かいます。
ようやく見つけ出した華を呼び止めると
「俺には華しかいない。一緒になろう」
とプロポーズの言葉 を口にします。
一方の華は戸惑いを隠しきれません。
そんな華に対し、和馬は驚きの行動に!
「これでもう、君は俺から離れられない」
そう言って、彼女の手首に手錠をかけてしまうのです!
さすが警察官と言うべきか、突拍子もない和馬の行動!
自分が華の立場だったら、ドン引ですよね。
その後、二人はよりが戻りました。
さらにおめでたいことに華のお腹の中には、二人の子供が!
結果的に、泥棒一家と警察一家というハードルを乗り越え、二人の恋は成就しました。
◆ベレー帽を被った老人に懐かしさ。人物は誰?
手錠で繋がれた状態で、和馬に求婚され続けている華。
その時、ホテルのエントランスへ向かっていくベレー帽を被った老人が目に入ります。
”大きな、それでいて温かい何かで包まれるような安堵”を覚えた華。
この懐かしい感じ、心当たりは一つしかないと確信します。
そう、ここまでくると分かりますね。
ベレー帽を被った老人、それは巌でした。
巌はマツと共にタクシーに乗って、走り去っていきます。
一言も告げず、そっと華の側を通り抜けていく。
この演出が粋ですよね!
ここでようやく巌は生きていたということが分かります。
このシーンでは、華と巌の再会シーンはニアミスに終わっていますが、最後で巌が登場します。
華と和馬が三雲家の新居に出向く場面。
そこには、巌と和一の姿が!
華も巌に会うのはこの時が久しぶりだったようで、涙ぐむ様子も。
やはり巌がタダでやられるわけありませんよね!
全ては巌の目論見の元、仕組まれていました。
事件当日の真相はこうです。
立嶋雅夫を利用して巻英輔に近づこうと思っていたものの、欲に目が眩んだ立嶋雅夫が巻栄一に殺されてしまいました。
その時巌は、自分が死んだことにしようと思いつくのです。
すぐさま和一と現場で落ち合って、作戦開始。
三雲家の人間には巌が死んだと信じ込ませ、和馬に疑いを抱かせるというのが二人の立てた計画でし た。
「どうにかしてあの二人を結婚させたい」 しかも、ただ結婚させるだけでは意味がありません。
お互いの家族や伸枝の額の傷の真相など、全てを知った上で結婚すること。
それが巌と和一の共通の願いでした。
そんな二人の願い通り、華と和馬は結ばれたのです。
伝説のスリ師と鬼と呼ばれた元刑事、二人がタッグを組めば最強ですね。
◆ルパンの娘 まとめ
泥棒一家と警察一家という相容れない境遇の二人。
一時は別れてしまうものの、二人はよりを戻すことになりました。
その陰には、双方の家族の協力があります。 勿論、巌と和一の存在も。
一緒に住んでいるといった描写はあるものの、正確には”結婚した”というワードは出ていません。
二人の間に子供ができたようですから、さらに次の関係に進もうとしているのかもしれませんね。
物語の最後は「桜庭家と三雲家。二つの家族は最高だ。」という和馬の言葉で締めくくられています。