VWビートル生産終了!EVで復活はないの?
ナチスドイツ時代、ヒトラーによる大衆車構想によって生まれたフォルクスワーゲン「ビートル」の生産が、2019年で終了するとのニュースが話題です。
初代モデルは「カブトムシ」の愛称で日本でも親しまれてきたビートル。
丸みを帯びた独特のオーラで人気だった名車が、約80年で終わりを迎えることになりました。
「Macは他の何ものとも違う外観をもっていなければならない。 発売されるや否や古典となるような、 フォルクスワーゲン・ビートルのような存在でなければならない。」とスティーブ・ジョブズに言わしめた名車ビートル。
生産終了理由として、EVやプラグインハイブリッド車の開発に力を入れるからとのこと。
フォルクスワーゲンは近年ディーゼル車の排ガス規制をめぐる不正で打撃を受けており、新しい方向に向かう中で売上がイマイチ伸びないビートルの生産を取りやめると決めたようです。
◆フォルクスワーゲン「ビートル」終了!悲しみの声多数
◆フォルクスワーゲン「ビートル」終了!EVで復活はないの?
時代の流れで車がEV化、家電化していくのは仕方のないことだとは思いますが、車好きからしたら悲しい部分も多いでしょう。
歴代のビートルは国産車にはない魅力がいっぱいの車でした。
初代のビートルは欲しい!と思っていても維持費のことなどを考えるとなかなか所有する勇気がもてなかった人も多いようです。
故障の心配もなく安心して乗りやすくなった最近のビートルはそんな初代ビートルを諦めていた人の夢をかなえてくれる車であっただけに生産終了のニュースは非常に残念です。
初代のデザインでEVモデルを作れば?という意見もありますが、単に似たような車を新しい技術で復活させても初代ビートルの魅力の復活にはならないでしょう。
復活させるなら当時の仕様スペックそのままに完全復活させないと意味が無いでしょう。
フォルクスワーゲン「ビートル」だけでなく、各自動車メーカーからかつての名車を完全オリジナルで復活してくれあたらなぁと思わずにはおれません。