横山歩 究極の天才的普通感!経歴や魅力・出演作を大解剖!
天才子役と言えば、あなたは誰を思い浮かべますか?
日本の芸能界は、テレビが普及しだした昭和中~後期から、平成のこの時代、いままでたくさんの天才子役たちを生み出してきました。
そして新時代に突入しようという現在、私はこの子役ブームと呼ばれる時代に、一人の小さな…小さな身体に、大きな可能性を秘めた逸材を見つけてしまったのです。
それがここで紹介する「横山歩」くんです。
Contents
◆横山歩 経歴とプロフィール
その小さな天才の名は【横山 歩(よこやま あゆむ)】
本名そのまま。
2008年7月31日、東京都生まれ。現在10歳。(※2019年3月現在)
所属は、天才子役と言えばここを想像する人も多いであろう、大手のテアトルアカデミーです。
今やテアトルと言えば、知らない人はいないのではないでしょうか。
テアトルのオフィシャルサイトによると、横山歩くんの趣味・特技は共にヒップホップダンス。
まだ続けているのかはわかりませんが、水泳や器械体操を習っていたこともあるようです。
将来の夢について「歌手になりたい」けれどママに反対されちゃったそうで、役でいいので「忍者になりたい」「イケメンになりたい」そうです。
ほほえましいですね。
そして「このままずっと、俳優の仕事を続けたい」とも。
ちなみに憧れの俳優さんは、『マザーゲーム』で共演したことのある、瀬戸康史さんだそうです。
理由は「かっこよくて、やさしくて、バレンタインデーにチョコをいっぱいもらってそうだから。」
好きな車は「パトカー」「電車も好き、とくに山手線」だそうです。
◆横山歩 身長と体重は?
横山歩くんの身長は公式プロフィールの記載で123㎝、10歳の平均値からすると少し小さいかもしれませんが、まだまだ成長期!
これからまた伸び盛りなので、どうなるかわかりませんね。
このプロフィールが公開された頃よりすでに少し伸びているかもしれません。
体重の記載はありませんが、健康的な子供らしい体系です。
◆横山歩 個性や特徴について
あくまで個人的見解になるのですが…いち視聴者としては、ドラマでの子役に求めるものって、つくられた可愛さではないのです。
天才と呼ばれる子役たちが多い昨今、横山歩くんの魅力は普通の子供らしい普通さ。
スタイリッシュさや見た目の美しさ、可愛さとか、キッズモデルとかに求めるものではなく、本当に特別なんという事のない、健康そうで、可愛すぎず、少し鈍くさそうな、”普通の子供らしさを持った子供”というのは、画面の中ではむしろ尊いのではないでしょうか。
ちょっぴり舌足らずなしゃべり方もあってか、一部では「第二の鈴木福くん」なんて言われているようですが、わからなくもない気がしますね。
◆横山歩 出演作について
デビュー作は2014年、『サイレント・プア』(NHK)。
居酒屋店主の息子、石田陽介という役名でした。
その後、NHK朝ドラ『花子とアン』では疫病のため幼くして亡くなってしまう役を、日テレ系スペシャルドラマ『ぼくのいのち』では、難病と闘う子供を演じました。
その後も、『問題のあるレストラン』『マザーゲーム』『37,5℃の涙』など、この他にも色々な作品に出演しています。
『はじめまして、愛しています。』では、育児放棄され感情と言葉を失った少年 梅田一(うめだはじめ)役を演じました。
『フランケンシュタインの恋』では、義足の幼稚園児の役を演じています。
また、『スーパーサラリーマン左江内氏』では、左江内氏の息子・もや夫役を演じました。
映画は、『ラストコップTHE MOVIE』や、『昼顔』にも出ています。
まだ弱冠10歳ですが、2014年からの5年間で、映画5本に、CM数社、そして数えきれないほどたくさんのドラマに出演しています。
◆横山歩の演技について
さて、そんな横山歩くんですが、芝居前はどれだけ和気あいあいとしていたり、ふざけて楽しんでいても、お芝居に入るとガラリと表情が変わるんだそうです。
これって、大人からすると当たり前の事なんでしょうが、この切り替えって子供時代にはとても難しいことでだと思います。
横山歩くんの演技については、共演者や関係者たちが皆、口をそろえて絶賛しています。
「俳優として一番大事なもの、ぼくらが望むものを持っている。」…生存率0%言われた、〈肝芽腫〉というがんをわずか4歳で発症した子供と、それに家族で立ち向かっていくというドラマ『ぼくのいのち』で、父親役として共演した、北村一輝さんは言いました。
「悲しいけど強くなろうと思うシーンで、泣くときにも笑顔になったり、誰も演出していないような顔が不意に出る。」と。
また、同作に母親役で共演した木村佳乃さんは「ちゃんと感情を説明すると、ちゃんとできるんです」と、その呑み込みの良さに驚き、「感情が入り込んですごい!」と評価しています。
私にとって一番印象的だったのが、『はじめまして、愛しています。』で演じた梅田一役でした。
ネグレクトに遭い、感情も言葉も失い、みすぼらしい恰好で彷徨っていた少年が、人の優しさにふれ、ピアノに出会い、徐々に感情を取り戻してゆくというそれは本当に難しい役を彼は見事に演じ切りました。
横山歩くんの、いい意味で可愛すぎない普通過ぎるフォルムが、このみすぼらしい子供の恰好にリアリティーを添え、そしてこの役で彼の中に秘めたる演技力を存分に引き出すこととなりました。
物語の序盤のほとんどは、セリフも無ければ、表情の変化も無い中で、それなのに、わずかな感情の変化を、心境を、眼の光だけで表現していたのです。
同作での横山歩くんの登場する場面は、その都度多くの視聴者の涙を誘いました。
横山歩くんはワケアリだったり病弱だったり、なにかしら抱えている子供を演じることが多く見えたので、『スーパーサラリーマン』で普通の…というか、少し生意気な子供の役を演じているのをみた時に、「ああ、健康そうだ。元気そうだ。よかった。」と、思わずホッとしてしまったのを覚えています。
“もや夫”なんていうフザケた役名にもかかわらず、「これ以上のもや夫は他にいないだろう」とも思いました。
横山歩くんはどんな役についても、見た目は、本当にどこにでもいそうな、”普通の子供らしい子供”です。
だからこそ感情が入り込みやすく、そして横山歩くんもまた”魅せる演技力”を秘めているのでしょう。
◆横山歩 出身校について
出身校の情報はどこにも記載されていないようですが。
しかしこのまま都内の中学校に進み、お仕事を続けるのなら日出学園や堀越学園に進むのかもしれませんね。
◆横山歩 家族について
「鈴木福くんと似ている」「福くんの弟では?」なんて声も上がっていたことがあるようですが、全くの他人です。
テアトルアカデミーでは、先輩・後輩にあたるのでしょうね。
それでは、横山歩くんの家族は?
…残念ながらご家族や兄弟について大きく振れられているところはありませんでしたが、妹がいるのかも?というフレーズだけはキャッチしました。
◆横山歩 まとめ
本当に良い意味で、”普通に普通の子供らしい見た目”と”自然体で引き込む演技”が横山歩くんの売りではないでしょうか。
こんなに普通なのに、こんなに自然と引き寄せられる子役は、いままで居そうで居なかった気がします。
幼いながら、難しい役どころも、明るく生意気な、今風の子供の役も、彼が持つ普通っぽさが一番のスパイスとなって、私たちの五感に響いてくるのかもしれませんね。
10歳ともなると、そろそろ子役としては節目となってくる頃ですね。
これから、子供の役・子供の演技の”いち子役”からだんだんと大人の演技に変わってくる、”いち役者”へと、進化してくる時期です。
少し小柄な横山歩くんは、まだしばらくは”子供”を演じ続けているかもしれませんが。
感情を目線だけで表現できる横山歩くんが、この先どんな成長と変化を遂げ、どんどん演技の幅を広げ、そしてどれだけ多くの人の心を揺さぶる演技を見せてくれるのか。
さらに進化してゆく横山歩くんの姿に、期待せずにはいられません。