映画「みとりし」ネタバレ感想!高評価!人生と死について向き合える良作【最新】
温かい死を迎えるために、本人の希望する形で旅立つ人の心に寄り添いながら見届ける「看取り士」を描いたヒューマンドラマ。
一般社団法人「日本看取り士会」の代表理事を務める柴田久美子さんの経験を原案に、主演も務める榎木孝明が企画から携わり映画化した。
柴役を榎木孝明、みのり役を村上穂乃佳が演じるほか、斉藤暁、つみきみほ、宇梶剛士、櫻井淳子らが脇を固める。
監督は「ママ、ごはんまだ?」の白羽弥仁。
劇場公開日 2019年9月13日
◆映画「みとりし」あらすじ
定年間際のビジネスマン柴久生は交通事故で娘を亡くし、自殺を図ろうとしていた。
そんな彼の耳に聞こえた「生きろ」の声。
その声は柴の友人・川島の最期の時の声だと、川島の看取り士だった女性から聞かされる。
それから5年後、岡山・備中高梁で看取り士としてのセカンドライフを送る柴は、9歳の時に母を亡くした新人・高村みのりたちとともに、最期の時を迎える人びとを温かく支えていく。
死と向き合うとは何か、人と向きあうとは何か。そして、自分と向き合うとは何か。
◆映画「みとりし」ここに期待!
以前、見た映画「おくりびと」を思い起こさせるような、心になにか、訴えかけてくる映画だと思います。
個人的に、こういう人の心と心、綺麗な部分だけでなく、人としての心の奥底の部分を、どう映画で表現しているのか、できるのか、とても興味がある映画で、大好きです。
最後を、一体、どのように過ごすのか、また、どのように送っていくのか、人としてこの世に生まれて、必ず誰もが迎えていく「人としての最後」。これは、永遠のテーマだと思います。
この世に生まれてよかった、と、思える最後を迎えるには、じゃあ、自分なら今をどう生きるのか・・問いかけられてるような、この映画。
とても見たいと思う作品です。
また、味わいのある技が評判の榎本孝明さんが、主役など、出演されているキャスティングの方々の、ああ、この方が出てるのか・・と、とても興味深いところです。
◆映画「みとりし」みんなの感想