松坂桃李出演映画とドラマ一覧!おすすめ作品はずばりコレ!
2019年公開の映画『居眠り磐音』で時代劇初主演を務める松坂桃李さん。
2009年にデビューして以来、今や主役も脇役もこなせる実力派俳優さんですよね。
今日はそんな松坂桃李さんのこれまでの出演作品を振り返ってみたいと思います。
◆松坂桃李 ドラマ一覧とおすすめ
・チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋(2010)
・名探偵コナン(2011)
・怪盗ロワイヤル(2011)
・連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(2012)
・リバース~警視庁捜査一課チームZ~(2013)
・大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014)
・サイレーン 刑事×彼女×完全悪女(2015)
・視覚探偵 日暮旅人(2015、2017)
・ゆとりですがなにか(2016)
・連続テレビ小説『わろてんか』(2017)
・この世界の片隅に(2018)
・大河ドラマ『いだてん』(2019)
・パーフェクトワールド(2019)
デビューしてから10年、沢山の作品に出演されてきた松坂桃李さん。
若手俳優の登竜門ともいえる戦隊ドラマでデビューし、NHKの朝ドラも既に2作品に出演し、大河ドラマも2作品目となる『いだてん』が放送中です。
数多くの松坂桃李出演作品がありますが、この中でもやはり『ゆとりですがなにか』をおすすめしたいと思います!
この作品は宮藤官九郎監督が初めて挑んだ社会派ドラマで、「ゆとり世代」と呼ばれるアラサーポンコツ男子達の苦悩の日々を笑いあり涙ありで描いています。
松坂桃李さんは小学校の教員“山路一豊”を演じているのですが、ド真面目でド草食、いかにもオジサン世代から「最近の若いヤツは…」と言われていそうな冴えない男子を巧みに演じています。
あのイケメン桃李君が超絶ダサ男として違和感なく存在しているのです!
松坂桃李さん以外の出演者も、岡田将生さんや柳楽優弥さんなど実力派の俳優さんが集結しているので、同世代の役者さん達ならではのアツい想いが画面を通じても伝わってきますし、ストーリー自体も日本の今を考えさせられる内容になっているので、非常に面白い作品です。
ドラマ「この世界の片隅に」松本穂香、松坂桃李、村上虹郎ら出演のティザー映像 #この世界の片隅に #松本穂香 #松坂桃李 #村上虹郎 https://t.co/zG3YPLxwrm pic.twitter.com/MmkHefVfI9
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2018年6月11日
もう一つおすすめしたいのが『この世界の片隅に』です。
第二次世界大戦という日本にとって大きな大きな歴史的な出来事の裏側で、普通の暮らしを営む普通の家族、普通の人々の生活を描いた作品なのですが、歴史の波に翻弄されながらも懸命に生きる広島の人々を丁寧に描いた作品です。
この作品で松坂桃李さんは、松本穂香さん演じる主人公“浦野すず”の夫となる“北条周作”を演じています。
お見合い結婚が当たり前だった時代に、かつて一度だけ会った事のあるすずを嫁にする実直さ、戦時という心が折れそうな時代に、一家の家長として家族を支えていかなければならない男達の複雑な心境を見事に表現していました。
主人公の松本穂香さんは、NHKの朝ドラ『ひよっこ』などで頭角を現し始めていましたが、この役はオーディションで掴み取りました。
初めての大役である松本さんを松坂桃李さんがお芝居の中でもリードしている様子が感じ取れて、2人のやり取りを観ていると、戦争ドラマなのに非常に温かな気持ちになります。
この作品も『ゆとりですがなにか』も時代や役柄は全く異なるのですが、市井の人々の暮らしを描くという点では通じるところがあると思います。
松坂桃李さんはそうした普通の人の演技が非常に上手な役者さんだと感じます。
◆松坂桃李 映画一覧とおすすめ
次に、松坂桃李さん出演の映画を見てみましょう。
・僕たちは世界を変えることができない。(2011)
・アントキノイノチ(2011)
・グッドカミング~トオルとネコ、たまに猫~(2012)
・王様とボク(2012)
・ツナグ(2012)
・今日、恋をはじめます(2012)
・ガッチャマン(2013)
・風俗行ったら人生変わったwww(2013)
・チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像(2014)
・万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-(2014)
・マエストロ!(2015)
・日本のいちばん長い日(2015)
・図書館戦争 THE LAST MISSION(2015)
・秘密 THE TOP SECRET(2016)
・真田十勇士(2016)
・湯を沸かすほどの熱い愛(2016)
・キセキ ーあの日のソビトー(2017)
・ユリゴコロ(2017)
・彼女がその名を知らない鳥たち(2017)
・不能犯(2018)
・娼年(2018)
・孤老の血(2018)
・居眠り磐音(2019)
松坂桃李さんはテレビドラマでよく見る印象がありましたが、映画もこんなに沢山出演しているのですね!
2018年公開の『娼年』は非常に大きな話題となりましたが、今回はあえてその他の作品をおすすめしたいと思います。
『湯を沸かすほどの熱い愛』、場内からロビーに出てくるお客様の多くが目を赤くしたり鼻をすすったりしているので、こちらとしても胸が熱くなります。NHK Eテレ「U-29」の収録で来ていただいた松坂桃李さんもようやくスクリーンでお目見えです(笑) pic.twitter.com/u02Z20vzqZ
— 高田世界館@4/20,4/21寺尾紗穂2days (@takadasekaikan) 2017年3月3日
今回おすすめしたいのは2016年公開の『湯を沸かすほどの熱い愛』です。
この作品は第40回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など6冠に輝くなど非常に話題になりました。
松坂桃李さんは、宮沢りえさん演じる主人公・幸野双葉と出会い、彼女から大きな刺激を受ける事になる青年・向井拓海を演じています。
北海道を目指すバックパッカーと自称していましたが、本当は家への反発から目的なく旅に出ていたのです。
しかし、旅先でたまたま出会った双葉との触れ合い、双葉からかけられた言葉が拓海に変化をもたらします。
物語の終盤では、双葉ら家族が経営する銭湯に住み込みで働く事になるのですが、出会った時の拓海の笑顔と、住み込みで働いているの時の拓海の笑顔、同じ“笑う”という表現なのですが、鬱屈としたものを抱えている時の笑顔と、吹っ切れてからの笑顔とで全く異なる表情を表現しています。
この作品を観ると松坂桃李さんが数多くの作品で引く手あまたな理由が分かります。
◆松坂桃李映画ドラマ まとめ
いかがでしたか?
昭和最後と称される世代には人気実力を兼ね備えた役者さんが沢山いますが、その中でも群を抜いて活躍の幅を広げている松坂桃李さん。
2019年には時代劇初主演となる『居眠り磐音』が公開されます。
“侍”戦隊でデビューした松坂桃李さんがついにリアル侍として活躍するだなんてとても楽しみですね!
また、2019年は舞台の出演も決まっています。
松坂桃李さんのこれからの益々の活躍に期待しましょう!