「うちの執事が言うことには」ネタバレ感想!永瀬廉映画初主演!【最新】
高里椎奈の人気小説シリーズをアイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉の映画初主演作として実写映画化。
頭脳明晰なメガネ男子の御曹司・花穎役を永瀬が演じ、同じく「King & Prince」の神宮寺勇太が赤目家の御曹司・赤目刻弥役、清原翔が執事の衣更月役をそれぞれ演じる。
劇場公開日 2019年5月17日
◆「うちの執事が言うことには」あらすじ
社交界の名門として名高い烏丸家第27代当主・烏丸花穎が留学先の英国から帰国した。
しかし、彼を迎えたのは、花穎が絶大な信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、まったく見ず知らずの仏頂面の青年・衣更月だった。
突如行方をくらました花穎の父・真一郎が残した命令によって、花穎は不本意ながら衣更月と主従関係を結ぶ羽目になってしまう。
新たに執事として仕える衣更月との微妙な空気が流れる中、花穎に上流階級の陰謀が降りかかる。
◆「うちの執事が言うことには」ネタバレ感想①
king&princeの永瀬廉くんの初主演映画です。
とても良い映画でした。
少しわがままで、でも純粋な心を持つ主人公と初めはウマが合わなかった執事が、次第に心を開きお互いを必要とする存在になっていく様がとても素晴らしく感動しました。
新しい当主になる永瀬君演じる烏丸花頴は本当にキャスティングがぴったりだと思います。
ビジュアルはもちろんですが、生意気なことを言いながらも心がとてもやさしい花頴の雰囲気がとても好印象でした。
また、そんな花頴のわがままに最初は振り回されながらも、しっかり仕え、時には花頴をトラブルから守るために全力を尽くす執事もとても素敵でした。
ときにコメディのように少しおもしろい要素もありながら、ミステリーの要素もあり、さらに涙を誘うようなシーンもあるという、かなり濃い映画だったと思います。
◆「うちの執事が言うことには」ネタバレ感想②
この映画は旧家の息子、花穎が若くして当主になる物語です。
父親が急に引退することになり、なかば無理矢理当主になるのですが、最初は名ばかりの当主だった花穎がさまざまな経験を積み徐々に本物の当主になっていくという人間味のあるお話でした。
この物語で、ポイントとなるのが新たに執事になった鳳という人物です。
花穎が信用していた執事バトラーから急遽鳳にかわり、納得のいかない花穎はその件で鳳と何度も揉めますが、ふたり人で問題を解決していくことで少しずつ信頼関係が生まれていきます。
この映画は旧家のお話で大金持ちのお屋敷等が出てくるので一見私たちにとって馴染みがなく、遥か遠いことに思えますが、執事と主人公、お屋敷のスタッフと主人公、そして友人と主人公というさまざまな観点で人間関係を描かれていて私たちの身近にあるような話でもあるので非常に勉強になりました。