トールキン 旅のはじまりネタバレ感想!知的優雅 強固な伝統どんな言葉も陳腐【最新】
冒険ファンタジー映画「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」3部作の原作者J・R・R・トールキンの前半生を、「女王陛下のお気に入り」や「X-MEN」シリーズで知られるニコラス・ホルト主演で描いた伝記ドラマ。
ホルトがトールキン役、「あと1センチの恋」のリリー・コリンズがエディス役をそれぞれ演じる。監督は「トム・オブ・フィンランド」のドメ・カルコスキ。
劇場公開日 2019年8月30日
◆トールキン 旅のはじまり あらすじ
3歳で父を失くし、イギリスの田園で母と弟と暮らしていたトールキンは、母親の急死により12歳で孤児となってしまうが、母親の友人で後見人となってくれたモーガン神父のサポートにより、名門キング・エドワード校への入学を果たす。
そこでトールキンは3人の仲間と出会い、「芸術で世界を変えよう」と互いに誓い合う。
16歳になったトールキンは年上の女性エディスと恋に落ちるが、神父からその交際を厳しく禁じられてしまう。
そしてぼっ発した第1世界大戦がトールキンと仲間たちの運命を大きく変えていく。
◆トールキン 旅のはじまり ここに注目!
こちらの作品に注目している理由はJ.R.R.トールキンの作品やキャラクター、世界観が大好きだからです。
指輪物語、ホビット原作の小説も映画も、ファンタジーの世界を広げ過酷な旅の中で育まれていく友情や信頼、仲間という存在の大切さ、深い悲しみもあるが喜び、そして物語の終わりへ続きながらもそこからさらに先へと続いている世界観、素晴らしいとしか言い表せられない作品です。
それらの作品の生みの親であるJ.R.R.トールキンの前半生を描いたのがこの映画です。
子供のころに母を失ったこと、第一次世界大戦で大切な友人たちを次々と失っていったこと、愛する人と引き離されたこと、トールキンという作家を知る上で彼の半生を知つことが出来ますし、それによって作品のことももっと違った視点から見ることが出来るのではないかと期待しています。
トールキンが何を思い、感じ作品を作り上げていったのか、そして彼の生きた時代がどんな時代だったのか知れたらと思います。
また、トールキン役を演じるのがニコラス・ホルトということも注目できる理由の一つです。
子役でデビューしてから今でもしっかりと活躍している俳優の一人、彼の演技力も期待しています。アバウト・ア・ボーイの時の印象が強いこともあって現在の彼の演技がより一層楽しみです。
◆トールキン 旅のはじまり みんなの感想