菅田将暉出演のオススメ映画「ベスト3」はズバリこれ！
今最もブレイクしている俳優のひとりが菅田将暉さん。
2009年『仮面ライダーW』でデビューした菅田将暉さんは、演技力の高さが評価され順調に人気俳優の地位を確立していきました。
2013年映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞。
2014年公開映画『そこのみにて光り輝く』で日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞するなど目覚ましい活躍を見せています。
ここではそんな菅田将暉さんの魅力を知ることができるオススメ映画を紹介します。
・菅田将暉2013年映画「共喰い」
原作は芥川龍之介賞受賞の短編小説「共喰い」。
2013年9月に公開の映画で、主演の菅田将暉さんは第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
当時19歳の菅田将暉さんですが性描写もある映画でかなりの難しい役柄だったと思います。
この作品は菅田将暉さん演じる主人公の遠馬の心の苦しみや悩みが描かれた映画です。
遠馬は父親の暴力的な性癖がある事を知ります。
自分にも同じ血が流れていて、いつか自分も同じ風に暴力をふるうのではないかと思い悩んでいます。
自分は父親のようにはなりたくない、けど実際に自分を抑えられなくなり衝動的に暴力をふるってしまうのでした。
この時の17歳の主人公遠馬の自己嫌悪や葛藤を演技でうまく表現しています。
性描写のシーンではめちゃくちゃ緊張したと後程菅田将暉さんはおっしゃっていますが、その緊張が遠馬の緊張とうまく重なりよりリアルさを増したのでしょう。
劇中の菅田将暉さんは演じているというよりは遠馬そのもののように感じました。
演技臭くない実際の日常を切り抜いたような作品で、見ていてものすごく引き込まれます。
この難しい役柄に果敢に挑戦し、自分のものにしてしまう実力を持っている菅田将暉さんはさすがとしか言いようがありません。
・菅田将暉2014年映画「海月姫」
2014年12月公開の映画「海月姫」。
主人公のオタク女子(月海)を演じる能年玲奈さんと女装男子(蔵之介)を演じる菅田将暉さんで映画化した青春ドラマです。
この作品は東村アキコさんの漫画の実写化で、かなり忠実に再現されています。
ざっくりと内容を紹介します。
クラゲを愛する少女月海は男子禁制のアパート「天水館」で、オタク集団”尼～ず”と共同生活をしています。
男子を必要としない人生をモットーに楽しく暮らしている中、ひょんな事から女装男子蔵之介と出会います。
天水館に入ろうとする蔵之介に初めは焦りを感じる月海ですが、女装をし出入りするうちにすっかりみんなと馴染んでいきました。
ある日みんなの憩いの場天水館が土地再開発のため立ち退きの危機に陥ります。
天水館を守るため月海たちは蔵之介とともに立ち上がり行動を起こすのでした。
笑いの多い作品ですが、注目してみていただきたいところは菅田将暉さんの女装のクオリティです。
劇中ではミニスカートなども履いており美脚に目が行きます。
菅田将暉さんは作品でいかに自分が女の子らしく可愛く見えるかを研究してトレーニングや食事制限を行っていたそうです。
気が付いたら10キロ以上減量していたらしいです。
他にもエステや骨格矯正にも通い女性としての魅力を高めていました。
かなりのプロ意識が見られますね。
劇中ではそんな可愛らしい菅田将暉さんが沢山見ることが出来ます。
顔立ちも整っているので正直めちゃくちゃ可愛くて本当の女の子のように見えます。
衣装も華やかなものが多く、何でも着こなせてしまうので楽しく見てて気分が上がる作品でした。
割と誰が見ても楽しめるのではないでしょうか。
個人的な意見としてはもちろん作品は面白いのですが、菅田将暉さんの女装のクオリティに驚かされた映画でした。
・菅田将暉2017年映画「あゝ、荒野」
2017年公開された前後篇に分かれた長編映画です。
菅田将暉(新次)とヤン・イクチュン(健二)のW主演映画。
寺山修司の長編小説の映画化作品です。
菅田将暉さんはこの作品で第41回日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞を受賞しました。
あらすじを紹介すると以下です。
詐欺グループで荒稼ぎをしていた新次。
兄貴分は仲間の裏切りにより半身不随になり、新次は3年間少年院に入ることになりました。
少年院から出てくるとかつての仲間は詐欺グループをやめ会社を起こし、裏切った本人はボクシングのプロになっていたのでした。
裏切り行為を許せない新次は復讐をしにボクシングジムに乗り込むのですが返り討ちに合いいつか絶対復讐すると心に決めるのでした。
吃音で赤面対人恐怖症の健二。
自分を変えようとひたむきに努力をするのですが、なかなかうまくいきません。
そんな彼には一緒に暮らす父親がいるのですが、暴力的でいつも酒を飲んでお金をせびってきます。
ある日父親の暴力に耐えかね健二は家を出て生活をすることを決意しました。
ひょんな事がきっかけで新次と健二は堀口という男に出会い、勧誘されるがまま同じボクシングジムに入ることになるのでした。
日々奮闘する中でボクシングを通じて二人には熱い友情が芽生えます。
ボクシングにのめり込む二人の葛藤や心の変化を描いた青春物語です。
見どころはやはり試合のシーンです。
本能むき出しでパンチ、パンチ、パンチ。
男同士の熱いプライドのぶつかりあいに目が離せなくなります。
ボクシングの奥深さを教えられました。
プロボクサー顔負けの度迫力演技でわたしたちを魅了させてくれます。
この作品で菅田将暉さんが賞を取ったのも納得ですね。
また衝撃の結末に最初からハラハラ、ドキドキさせられっぱなしでした。
こんなに胸が熱くなる作品に出会えてよかったです。
このように多くの映画だけでなくドラマや音楽活動まで活躍の場を広げる菅田将暉さん。
これからも色々な役やジャンルでの菅田将暉さんの活躍に注目していきたいと思います。
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