「天気の子」感想ネタバレ!観るなら梅雨が明ける前に!【最新】
いよいよ感動的な風景描写がすばらしい新海誠監督の最新作「天気の子」が上映開始です。
ここでは「天気の子」のみどころ、期待のポイント、感想などを紹介します。
「君の名は。」が歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督が、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。
「兄に愛されすぎて困ってます」に出演した醍醐虎汰朗と「地獄少女」「Last Letter」など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人が、帆高と陽菜の声をそれぞれ演じる。
そのほかの出演に小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子ら。
「君の名は。」に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザイン、ロックバンド「RADWIMPS」が音楽を担当。
RADWIMPSが手がける主題歌には女性ボーカルとして女優の三浦透子が参加。
Contents
◆「天気の子」あらすじ
離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。
生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。
そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。
ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。
◆「天気の子」風景描写に期待
元々新海誠監督作品が好きで、【秒速5センチメートル】【言の葉の庭】などDVDで見てきました。
数年前に公開された【君の名は。】を初めて映画館で見たとき、オープニングの映像の綺麗さに感動しました。
今まで映画を見てきたなかで、最初から魅了されたのは初めてでした。ストーリー自体もただ入れ替わるだけのものかと思ったら、とても深い内容で釘付けになりました。
いつもの新海誠監督の作品だと、ハッピーエンドで終わることがないものなので、【君の名は。】のエンディングははっきりとした結末まではわからないものの、いつもと違った終わり方だったので、見終わった後にほっこりする気持ちになりました。
今回の【天気の子】も予告を見る限り、映像の綺麗さはもちろんのこと、ストーリーもまた壮大な感じがしたのでとても楽しみです。
新海誠さんといえば誰もが息を飲んでしまうような風景を書いたり、ついつい涙してしまう、ストーリーを作ることのできる逸材だと思います。
前作の【君の名は。】では日本中で大ヒットし、中には【君の名は。】を何回も見る人が続出し、毎日ニュースで興行収入を公開するなど日本の映画界にまた一つ伝説を残した作品となりました。
自分も何回も【君の名は。】を見たのですが、これが何度見ても神作品と言わざるをえないんですよね。
あの風景描写はたぶん新海誠さんにしかできないのではないかと思います。
◆「天気の子」声優の演技力に期待
前作【君の名は。】から3年ぶりになる新海誠監督のアニメ「天気の子」。
前作と同様にRADWIMPSが音楽を担当していることや、声優として小栗旬、本田翼などが出演している点に注目しています。
物語は、高校生同士の恋愛もので、祈ることで世界を変えようとする少女の奮闘や夢を描いているようです。
私は新海監督の描く世界観や美術力の高いキャラデザインや背景などが好きなので、声優の演技力がその画力にどこまで近づけるか期待しています。
現役の俳優さんの演技も悪くないですが、本業として声優をやられている方をもっと起用するなどして欲しいとも感じます。
今回はオーディションで選ばれた新人2人が起用されています。
この映画の予告編を見たのですが、爽やかで雨の音が印象的でした。
天野陽菜役のキャラクターや声がとても可愛らしく、惹きつけられます。
田舎から出てきた少年・森嶋帆高とどう絡むか、どんな恋愛になるのかすごく楽しみです。
また新海監督は、自然描写がとても上手い監督なので、雨や晴れなどの空の様子にどれだけ情熱を注いでいるか観たいと思います。
予告編を観た他の方の声を見ましたが、ほとんどの方が音楽と映像が魅力的で楽しみという意見が多いです。
それらを総合的にみても、「天気の子」を観ないという選択肢はないでしょう。
◆「天気の子」RADWIMPSの楽曲に期待
また、楽曲提供も前回と同じRADWIMPSということで、主題歌はもちろんですが、合間に流れる挿入歌などにも注目してます。
前回の【君の名は。】の際にも、映画の内容にピッタリな曲調や歌詞が多かったので、今回のストーリーの中でどんな曲が流れるのか楽しみです。
【君の名は。】では大人気バンドRADWIMPSの曲が何曲も劇中に使われていました。
しかも、使われた曲はどれも大人気となってしまうほどの完成度。
アニメーション映画の天才新海誠さんと若者中心に大人気のバンドグループ、RADWIMPSのコラボレーション、これほどまでのハイクオリティムービーが他にあるでしょうか。
今回のストーリーでも、RADWIMPSの曲を流すタイミングも曲自体も最高ではないかと期待しています。
予告では少しだけサビの部分が使われてるのですが、サビだけでもわかるあの素晴らしさ!
さらに【君の名は。】を超えてやろうと思うかのような完璧なストーリー、劇場で見ないと絶対ソンだと自分は思います。
劇場だからこそわかる、あの風景描写の素晴らしさ、ストーリーの奥深さ、期待せずにはおれません。
◆「天気の子」みんなの感想
◆「天気の子」ネタバレ感想①
新海ワールド全開って感じの映画です。
やはり風景、特に空や光の描写は流石です。
それだけで引き込まれます。
音楽も前回同様RADWIMPSがいい仕事してます。
映画と共にまたヒット間違い無しだと思います。
ただ、ストーリー的には「君の名は。」や「秒速5センチメートル」とどこか似た感じを否めず、少々ワンパターン化している気がしました。
感動しないわけではなく、するんですけど、新鮮さに欠けるというか、素直には感じられなかった気がします。
一歩引いた、冷めた自分がいたような、、自分の年齢のせいかもしれないです。
そういう意味で、誰もが「感動!」とはいかない、今回はジェネレーションギャップが生じる映画かなと思います。
雨続きの異常気象を題材にしているのは、まさに今年の今の状況にマッチしていて、リアル感を増幅させていました。
「君の名は。」は再度観たいと思いましたが、これは一回でいいかなっ!!
◆「天気の子」ネタバレ感想②
「天気の子」上映前のCMでソフトバンクのCMが流れ、犬のお父さんが2回登場することがアナウンスされます。
絶対に見つけるぞと意気込んで映画が始まりましたが、お父さんを探す余裕などないくらいに映画に引き込まれてしまいました。
前作の「君の名は。」も見たことがあるのですが、前作を見たことがある人はより一層楽しめるかと思います。
それは前作のキャラクターである滝と三葉が登場します。
本作の舞台である雨の止まない東京は前作と同じ世界ということになります。
そう考えると映画終盤で東京都心が海の中に沈んでしまうのですが、前作で時を越えて入れ替わった二人が存在する世界であれば、都心が海に沈むというのも納得ができます。
映画の各所良いところでRADWIMPSの音楽が最高のタイミングで流れてきます。
その音楽がより一層、観客である私たちを映画の世界に引き込んでくれます。
個人的には前作よりも感動できた映画でした。
◆「天気の子」ネタバレ感想③
「天気の子」全体として、期待値よりは低かったように感じられました。
良かった点を上げると、新海作品特有の青春っぽい、独特の世界観を構成する雰囲気は感じられました。
また、音楽面もその世界観の構成に一役買っており、没入感を高めてくれます。
悪かった点は、一つにはやはり本田翼さんの存在です。
他の声優さんや俳優さんがきれいに調和した演技を披露している中、突如ノイズのように入ってくる棒読み・地を出した声に、「あぁ、映画だったなそういえば」と現実に引き戻されてしまいました。
そして、構成の甘さです。
今までの作品では唐突に見える演出も、きれいな伏線の回収やその後の没入感によってエンディングまできれいに見えたことが多いのですが、今作では唐突感の濃度が上がって、伏線そのものまでポン、と突如現れたように感じます。
全体的に雰囲気として十分新海作品ではあるけれども、なんとなく未完成というか試作を見ているような感じでした。
◆「天気の子」ネタバレ感想④
新海誠監督作品と言うことで、すごく期待していたのですが、がっかりな感想しかないです。
前作の『君の名は』がすご過ぎたのか、ストーリー的にも劣り、内容に深くのめり込めませんでした。
また、映像も『言の葉の庭』や『君の名は』には及ばずで、期待した鳥肌が立つような映像美が無かったように思えました。
それ以前の作品程度と言うか、見入る事が出来なかったので、寝そうになりました。
前評判も高かったので、本当に残念でしかありません。
観る前からあらすじや設定が公開されていたので、ほとんどの人がおおよその内容を知っていると思いますが、超能力と言うか、超常現象が使われてしまったので、せっかくの新海ワールドの魅力が減算されているような気がします。
『君の名は』を見直して、心を落ち着かせたくなってしまいました。
次回作に期待します。
新海誠監督ファンには申し訳ない感想しかありません。