映画「パラレルワールド・ラブストーリー」ネタバレ感想!【最新】
2つの異なる世界を行き交う男女3人の恋愛を描いた東野圭吾の異色恋愛小説を、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太主演、吉岡里帆と染谷将太の共演で実写映画化。
玉森が崇史役、吉岡が麻由子役、染谷が智彦役をそれぞれ演じる。
監督は「宇宙兄弟」「聖の青春」の森義隆。
劇場公開日 2019年5月31日
◆映画「パラレルワールド・ラブストーリー」あらすじ
脳の研究を行うバイテック社で働く幼なじみの敦賀崇史と三輪智彦は、親友でもあり互いを尊敬し合う良きライバルだ。
ある日、智彦が紹介したいと連れてきた女性は、崇史が学生時代に密かに思い続けていた津野麻由子だった。
そしてある朝、崇史が目を覚ますと麻由子が崇史の恋人として朝食を作っていた。
麻由子が「親友の恋人」である現実と、「自分の恋人」である現実。
2つの世界で崇史が翻弄されていく。
◆映画「パラレルワールド・ラブストーリー」ネタバレ感想①
もともと、原作が東野圭吾さんの作品なので興味があり、観に行きました。
CMでもかなり宣伝してましたが、好きな人が自分の恋人か、それとも親友の恋人かで場面が行き来します。
最初は場面がかなり変わるのでどういうことか理解するのに時間がかかりましたが、何回か場面変換があるとリズムをつかんできて、意味がわかるようになりました。
アクション映画とは違い気軽にみる作品ではないので、結構真剣に考えながら見ないと最後まで意味が分からないで終わりそうな作品です。
特に原作を読んでいない方は最初は戸惑うと思います。
徐々にじわじわ理解していくような流れで、頭を使いながら見るのが好きな方にはオススメです。
さらっと見たい方には少し重たいかなと思いました。
ラストは続きが見たいなと思わせるような終わり方だったので個人的には好きな終わり方でした。
◆映画「パラレルワールド・ラブストーリー」ネタバレ感想②
もともとKis-My-Ft2の玉森裕太くんが好きなので見に行きました。
東野圭吾原作ですが、東野圭吾さんの話は正直当たり外れがあり、今回はハズレだったかな、と思います。
原作未読ですが、発表されたのはかなり昔、とのことで、さもありなんという感じ。
崇史が親友と付き合っている状態の麻由子の部屋に上がりこむ場面は、いくら崇史がイケメンでも犯罪かと。
タイトルにパラレルワールドと入っているものの、全くパラレルワールドではないのが開始10分たたずに分かってしまうので物足りなく感じてしまいました。
せっかくならもっと本物のパラレルワールドっぽく観客を騙してほしいです。
また、冒頭の山手線と京浜東北線が並走するシーンはとても良かったので、ラストもそれを工夫して、渋谷のスクランブル交差点ではなく、電車で出会う方がドラマチックで良かったと思いました。