なんちゅータイトル!「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」近年珍しい無音映画!あらすじネタバレ
「世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方」「ツバル」のファイト・ヘルマー監督が、ブラの持ち主を探す鉄道運転士の旅を全編セリフなしでユーモラスに描いたヒューマンドラマ。
「アンダーグラウンド」のミキ・マノイロビッチが主演を務めるほか、「ポンヌフの恋人」のドニ・ラバン、「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」のパス・ベガら国際色豊かなキャストがそろった。
2018年・第31回東京国際映画祭コンペティション部門では「ブラ物語」のタイトルで上映。
劇場公開日 2020年1月17日
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◆「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」あらすじ
定年退職を控えた鉄道運転士ヌルランは、最後の乗車となるバクー行きの列車を運転していた。
目的地まであと少しのところで、物干しロープから外れた青いブラが列車に引っかかる。ヌルランは退職後の孤独から逃れるため、そのブラの持ち主を探すことを決意。
線路沿いの家を次々と訪ね歩いていくが……。
◆「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」無音映画のハイクオリティ感に期待
仕事を引退した老人が、列車に引っかかっていたブラジャーを返却するべく持ち主を探し歩く。
なんとも衝撃的な、且つ魅力的なストーリーではないてましょうか。
予告映像などを見るとわかる、まるで絵本の世界のようなメルヘンな世界観や色使いも魅力的。
あらゆる賞を獲得してある、ウェス・アンダーソン監督作品を彷彿とさせるような作品です。
そして、現時代においては珍しい無音映画という点。
近年めっきり見なくなった無音映画ではありますが、映画の歴史を振り返ると映画の起源は無音映画。
今見返してみても、無音映画にはクオリティが高いものが多い。
効果音などでごまかしが効かない分、ストーリーや演出が問われ、自然とハイクオリティなものになるのではないでしょうか。
近年見ないタイプの映画として、注目の一本。
◆「ブラ!ブラ!ブラ!胸いっぱいの愛を」みんなの感想