映画「記憶にございません!」ネタバレ感想!三谷幸喜×佐藤浩市×中井貴一はまちがいない!【最新】
三谷幸喜の長編映画監督8作目で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。
史上最低の支持率を叩き出した総理大臣を中井貴一が演じるほか、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市ら豪華キャストが顔をそろえる。
劇場公開日 2019年9月13日
Contents
- 1 ◆映画「記憶にございません!」あらすじ
- 2 ◆映画「記憶にございません!」ここに期待!
- 3 ◆映画「記憶にございません!」ハリソン・フォード「RegardingHenry」?
- 4 ◆映画「記憶にございません!」三谷幸喜×佐藤浩市×中井貴一はまちがいない!
- 5 ◆映画「記憶にございません!」みんなの感想
- 6 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想
- 7 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 三谷ワールド全開
- 8 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 政治に興味わく
- 9 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 中井貴一ファンも納得
- 10 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 木村佳乃の存在感
- 11 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 田中圭出番少な目だが
- 12 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 出オチ感も
- 13 ◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 時間あっという間!
◆映画「記憶にございません!」あらすじ
国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれた総理大臣の黒田啓介は、演説中に一般市民の投げた石が頭にあたり、一切の記憶をなくしてしまう。
各大臣の顔や名前はもちろん、国会議事堂の本会議室の場所、自分の息子の名前すらもわからなくなってしまった啓介は、金と権力に目がくらんだ悪徳政治家から善良な普通のおじさんに変貌してしまった。
国政の混乱を避けるため、啓介が記憶を失ったことは国民には隠され、啓介は秘書官たちのサポートにより、なんとか日々の公務をこなしていった。結果的にあらゆるしがらみから解放されて、真摯に政治と向き合うこととなった啓介は、本気でこの国を変えたいと思いはじめようになり……。
◆映画「記憶にございません!」ここに期待!
数々のコメディ映画を世に送り出しヒットを続けてきた三谷幸喜監督と実力派名俳優中井貴一がタッグを組み、国政人間ドラマに挑む。
不透明で謎の多い内閣の裏側をどのようにコメディタッチで表現するのか期待が持てます。
しかも、この映画の予告編では、中井貴一演じる黒田総理大臣は、毒舌で悪態をつく姿が正直でユニークだと国民に受け入れられ支持率上昇中の人気者。
何気ない一言が大きな社会問題になるこの世の中で、いったいなにが国民を引き付けるのかも見もの。
そして、ある時を境に記憶喪失。
その立ち振る舞いを、中井貴一はどこまで自然に、まじめに面白くユニークに演じてくれるのか、想像するだけでニヤけてしまいます。
そこへ三谷幸喜のコメディセンスが注がれ、佐藤浩市や田中圭といった若手からベテランまでの俳優陣たちが更にこの映画を引き立たせてくれるのだ。これは見ないわけにはいかない!
公開初日9月13日はおそらく満員御礼立ち見覚悟で劇場へ向かおう!
そして涙を流して爆笑したい。期待を裏切らない三谷幸喜作品、こうご期待ですね。
◆映画「記憶にございません!」ハリソン・フォード「RegardingHenry」?
三谷幸喜監督の作品が好きで、さらに今の政界の様子を面白おかしく風刺しているらしいので興味を惹かれました。
主演の中井貴一さんの首相ぶりも見てみたいと思います。また、共演の木村佳乃さんも大好きで、その演技には魅力を感じます。
記憶を失った総理大臣という設定は現実にはあり得ないでしょうが、そこから生まれるであろう数々の問題が現実の政界にも一石を投じる力を持っているのではないかと思います。
試写会に招かれた安倍首相が、映画のあと三谷監督から感想を求められて、「記憶にございません」と答えたとか。
安倍首相もなかなかやるなと思いました。
昔政界を揺るがせた大事件で、政界の大物が使った「記憶にございません」というフレーズが、実際に記憶を失った首相の言葉として使われれるとは、実に面白い発想だと思います。
そして評判が最悪の首相が記憶を失ってよい人間として正しい政治を始めるくだりが、ハリソン・フォードの映画「RegardingHenry」を思い出させ、最も興味を惹かれます。
◆映画「記憶にございません!」三谷幸喜×佐藤浩市×中井貴一はまちがいない!
まずは、記憶喪失の国民から嫌われている総理大臣いう設定で、しかも、三谷幸喜監督という事でこれは面白いに違いないと思いました。
金と権力にしか目がなく、国民からも嫌われていたのに、一夜で善良で素朴なおじさんに。
記憶喪失を知るのは、直近の秘書官3名のみ。
3人に支えられながら公務をなんとかこなしていくのですが、もうこの時点で三谷幸喜ワールドのドタバタ感が想像できます。
三谷映画に欠かせない、佐藤浩市と中井貴一との掛け合いも見逃せません。
脇役に石を投げるのが得意な大工役に寺島進。この役柄名からきっとクスッとくる笑いがあり、いい味出しているのではと期待させられます。
もちろん三谷監督ですから、ただのコメディ映画で終わるはずはなく、ハートフルで最後には感動させられる映画になっているのではと、公開が楽しみな作品だと思います。
◆映画「記憶にございません!」みんなの感想
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想
映画公開当日に見に行きました。
席はほぼ満席でした。笑える場面がたくさんで、どの場面も楽しい!
コメディの正統派、たくさんの方にオススメしたいです。記憶を失った総理大臣をめぐるドタバタ喜劇的な面白さです。
敵味方入り乱れてテンポよく進行し、意外な結末もが待っていて、全く想像できないので、人によって自分なりの面白さを見つけて楽しむことができるでしょう。
俳優も人気で、話題になった人ばかりなので、映画の見応えがあり、ストーリーの中でそれぞれの人物が果たす役割が実に明確になっています。
単純ですが、人間の下司な面と愛おしい面の両方が人物に詰まっています。
三谷幸喜の仕掛ける笑いにまんまと乗せられるので、さすが三谷監督だと感じることでしょう。
三谷監督の作品はどれを見ても楽しいのですが、「記憶にございません!」は 日常、仕事に疲れたときにぴったりで、何度も何度も見たくなること必至の映画です。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 三谷ワールド全開
まさに三谷幸喜ワールド全開であり、クスッとした笑いが何度も漏れ出る映画でした。
記憶を失った黒田総理(中井貴一)が自分とはどんな人間だったのか、どんな環境で生きてきたのか、どんな行いをこれまで行ってきたのかを周囲にバレないようにと奔走しながら、様子を伺いながらぎりぎりで演じてところが妙にニヤニヤしながら観てしまいました。
徐々にこれまで傲慢に我が物顔で物事を進めてきた自分が見えてきたところから、これからは国民のためにと一から政治を勉強し始める展開となるのですが、実際に完全に記憶が戻ったタイミングがどこなのか気になりました。
寿賀さん(斉藤由貴)に頭を殴られたときだったのか!?と思ってみたり。
また、劇中に何度か登場するニュースキャスターがまるで海外のテレビ局のようなセクシーなアナウンサーだと思って何気に見ていましたが、有働由美子さんだと分かり、私の隣にいたご夫婦も「ん?あれ、有働さんじゃない?」「え?あっ!そうや!」と驚き笑う様子が聞こえました。
他にも有名な方がちょい脇役で出演されているところも思わず「あ!」となりましたし、毎回の三谷幸喜作品の常連キャストのコミカルな掛け合いが絶妙で、見終わったあとは「あ~おもしろかった」となりました。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 政治に興味わく
三谷監督の映画はやっぱり期待を裏切らないですねー
三谷監督の他の作品でもそうなのですが、テレビでやっていた予告映像1つを見ただけでこの映画の面白さなどに惹かれ、つい映画館へ足を運んでしまいました。
政治ものの映画にはなりますが、そこまで難しい表現はなく終始面白楽しい内容の作品だなと感じました。
三谷監督の作品は本当に面白く、「記憶にございません!」は社会風刺の面白さ等が表現されておりその内容の面白さに惹き込まれ、あっという間に見終わりました。
私自身そこまで政治に興味を持っていないのですが、この映画を見た事によって少しは政治に興味をもてた気がします。
出演している俳優陣の方々も豪華で、見応えがありました。
この映画を映画だけでなく、続編としてドラマ化したら絶対見ちゃうんじゃないかなと思ったり。
また、この映画をまだご覧になっていない方はぜひこの映画を見て少しでも政治に興味を持ってもらえたらいいなと思いました。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 中井貴一ファンも納得
中井貴一のファンなので、公開前から楽しみにしていました。
想像通り、コミカルな中にも感動があって、満足でした。
一番印象に残っている場面は記憶をなくし、同時にしがらみから解き放たれた黒田総理がもう一度学び始めるところです。
自分自身もしがらみがあるなーと自身に重ねて楽しめました。
黒田総理が1から学んで行くシーンは楽しそうで感動しました。
また、小池栄子さんの演技も素晴らしく、表情から気持ちが読み取れ、感情移入できました。
中井貴一さんとの掛け合いでは愛人役で出演していた吉田羊さんも最高で、館内が笑いに包まれていました。
一人でだまって見る映画というよりはワイワイ笑いながら楽しむ映画だと思います。
結局、黒田総理の記憶は割と早く戻っており、見事に騙されましたが、なかなか爽快でした。
石田ゆり子さんの奥さま役も、可愛らしさがにじみ出しており素敵でした。
女性として憧れます。
実際の政治や永田町を意識している点も大人の映画という感じで大満足です。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 木村佳乃の存在感
この映画は木村佳乃さんが出てくるのですが、普段の木村佳乃さんと全く違った感じで見どころがある映画でした。
内容が総理大臣とか出てくるので面白いと思います。
あとは有働由美子さんがキャスターで出てきますが、つけまつけてるしちょっと違和感がありました。
なんかそわそわしてしまったのは私だけでしょうか?
中井貴一さん演じる黒田総理大臣は総理大臣という感じで役柄がぴったりと合っていましたし、記憶にございませんの一点張りの大臣が本当にいたらどうなってしまうのかなという気持ちにもなりました。
色々なキャストが出てくる中で私が一番印象的だったのが、田中圭さんがお巡りさんだったかな?
でちょこっと出てくるというところが良かったです。
えぇって感じで見ていました。
あの人の役じゃない気もするんですけどどうなんでしょうね。
今回の映画は役柄がもう少し違う人を選んだらいいんじゃないかなという感じの違和感があるような感じもしましたが映画自体は良かったと思います。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 田中圭出番少な目だが
三谷幸喜さんの作品ということもあり、非常に期待して観に行きました。
期待通り、笑える所も非常に多くあり、観ていた他の方々も一緒に声をだして笑ってしまう場面が多々ありました。
中井貴一さんが記憶喪失になってからは本当に別人のようでしたが、それを見ながら「人って変われるし、やり直せるんだ」というのをあらためてこの映画を観て思わされました。
また、それと同時に、仕事よりも家族の時間を優先させていた昔の中井さんの姿が今の自分と重なり、反省したと同時に、変わっていく姿を見て、自分の仕事の仕方や人生の時間の使い方、家族や周りの人との過ごし方を見直そうと思うようになりました。
合わせて、私は田中圭さんのファンなのですが、田中さんの出演シーンはそんなに多くはないのに、あの動きや大きな演技ですごく印象に残り、非常に笑えました。
あと秘書の方の派手なネクタイとかも細かい所まで面白さがちりばめられていて、きっと見る度に新たな発見があるのだろうなと、また観たくなるような作品でした。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 出オチ感も
三谷幸喜監督の最新作です。
記憶にございませんと逃げていた悪徳総理大臣が石を頭にぶつけられて本当に記憶をなくすというドタバタコメディです。
総理大臣役の中井貴一さんがすばらしくて、本当に記憶がないのに、本当のことを言えだの色々責められて哀れな感じがとても似合います。
あと、いろんな役者さんが出ていてとても豪華だなと思いました。
でも、残念なところも多々あります。
一つは出オチ感が強いところです。
福耳とかハゲヅラとか嘘っぽい容姿の人が出てきて、あれはどういうつもりなんだと思いました。
あとは、ちょっと長いなと感じるところがあることです。
中井貴一さんが記憶をなくしてから状況を確認するまでのところはテンポが良くてすごく面白いのに、そこからちょっとダレるかんじです。
三谷映画はどれもダレているなと感じるところが多いので、三谷さんはやはり1時間ドラマとかのほうがいいのかもしれません。
それでも、悪徳だった政治家が、政治などわかってなかったんだと改心するところとかは感動的だし、前作よりは段違いにいいです。
◆映画「記憶にございません!」ネタバレ感想 時間あっという間!
中井貴一扮する嫌われ総理が、記憶喪失になり本来の自分に戻って、政治を行い、政治を変えていくという話を、三谷監督ならではの面白いおかしく作られた映画です。
賛否両論はありますが、終わったときに、時間があっという間だったことが物語っています。
官邸内などの個性的なセットが、素晴らしく魅せられた感じがしました。
演者の細かい演技力がそれぞれ個性があり、絶妙なタイミングのユニークな演技が素晴らしかった上、中井貴一の作られていない自然な演技なのか?と思わせる、絶妙な演技がより良かったです。
くだらないやり取りや、くだらない出来事を盛大に作り上げている三谷監督ワールドが炸裂していて、引き込まれる内容でした。
ディーンフジオカや小池栄子扮する私設秘書も、嫌われていた総理が変わっていくのを積極的関わっていき、さらに石田ゆり子が演じる妻や息子の夫、父に尊敬の念を抱き、最後には感動さえ覚える、面白、ほっこりした作品で大満足でした。
良い意味で余韻が残りました。