平野歩夢スケボーの実力も証明!スケボーとスノボの違いは?
冬季オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで2大会連続銀メダルの平野歩夢選手がスケートボードの日本オープン・パーク大会で3位となったことが話題です。
日本の冬季オリンピック最年少メダリスト、平野歩夢選手の今後の動きと魅力、気になる点について調べてみました。
◆平野歩夢 経歴と戦績
オリンピックにおいて、日本人選手がスノーボード競技で史上初めてメダルを獲得した快挙にもなり、一躍有名人になった平野歩夢選手。
その実力だけでなく、ルックスも格好よく注目されています。
父親の影響もあり、平野歩夢選手は、4歳からスケートボード、スノーボードを始め、数々の大会で活躍し、9歳にして世界的なスノーボードメーカー、「バートン」との契約に至っています。
そして、世界中から選ばれた14歳以下ライダーが競うバートンUSオープンのジュニアジャムで優勝。
2012年には、バートンが主催するスノーボードイベント、「BURTONHIGHFIVES」で優勝。
また、2013年は「XGames」では、史上最年少で銀メダルを獲得。
と素晴らしい成績を残しています。
平野歩夢選手は、圧倒的なエアの高さとパイプ内の加速を伴う確かなスケーティング技術がとても優れています。
スケートボードのバーチカルもスノーボードと同様、ハーフパイプ内での競技ですが、エアに繋げるスケーティングやテイクオフは、スケートボードの方が圧倒的に難しいのです。
その平野歩夢選手はスケボーで東京オリンピックを目指します。
それだけでもすごい事ですが、精神的にも、技術的にも成長著しい平野歩夢選手の金メダルへの期待が高まります。
◆スケボーとスノボの共通点と違う点
平野歩夢選手はスノボでもスケボーでも高いスキルがあることが証明されました。
ではスケボーとスノボの違いや共通点とはどこなのでしょうか。
スケボーとスノボに関して共通する点としては板の上に両足を乗せること。
その状態で滑ること。
転倒しない為に身体のバランスを駆使する必要があるということ。
が挙げられます。
これらはサーフボードなど、ボードに乗ってバランスを取る競技であればほとんど同じだと思います。
もう1つの共通点はオーリー、ノーリーというジャンプをする技があるというのも共通点です。
スケボーのオーリーの場合はデッキのテールを足で蹴って板を上げてオーリーをします。
スノボーもテールに重心を置き板の反発でオーリーをするということでオーリーという技に共通点があります。
スケボーをやってる人がスノボーをやったらすぐに上達すると思いますしその逆でスノボーをやってる人がスケボーをやっても上達は早いと思います。
次にスケートボードとスノーボードの違いについて。
まずボードの形状としてスケボーはボードと地面との接地面の間にローラーが取り付けてあり、ローラーのタイヤが回る事でボードを進ませる形となります。
それに対してスノーボードはボード自体を両足に固定させ、ボード自体を使って雪の上を滑り降ります。
スケボーはキックをして自らの力で進んで滑って行きます。
しかしスノボーはスキー場を滑る為基本的には下り坂になっていて下り坂の力でそのまま滑って行くという感じなので、自分の力で滑るスケボーと下り坂の力で滑っていくのでそこに違いがあります。
またスケボー、スノボー、名前こそ似ていますが使う筋肉や体幹が違うと思います。
スケボーに関してはトリックを決める際にボードから足が離れる技があるのに対してスノーボードはそれができない。
完全に足を固定しなければ雪原で足を骨折してもおかしくない、プラス全身で身体の軸をコントロールしなければならない点などスケボーよりもスノボーの方が常に滑っている時間が長いと考えられるのではないでしょうか。
ただ日常的にいつでも行えるスケボーに対してスノボーは雪がなければ競技にすらならない。
どちらも良い点が多く、スリルもありますが怪我だけは気をつけてほしいものです。
◆平野歩夢 強さの秘密
たくさんの練習の中で何度も大きな怪我を経験し、一時は命の危機もあったがその困難を乗り越え2018年平昌オリンピックではメダルを獲得することができました。
これには父親の存在、情熱的な支えが大きな力になったことは間違いありません。
練習がなかなかできない環境を改善するため借金をして新潟に練習場を作ったり、怪我をした時も常に父親がそばで支えていたのです。
平野歩夢選手と父親の絆でよって偉業が達成されたといっても過言ではないでしょう。
また平野歩夢選手がスノーボードを始めるきっかけをくれたのは兄でした。
兄も様々なメダルを獲得している選手。
その兄と切磋琢磨する中で技術や強さを身につけていけたはずです。
平野歩夢の強さの秘密。それは家族の存在があったからなのです。
◆平野歩夢の見た目と中身のギャップ
スノーボードは当初より、浮ついたというか、チャラチャラした人がやっているスポーツのようなイメージがありました。
確かに、見た目は今風な雰囲気。
しかし平野歩夢選手は、メダルを取ったときも、その後日本に帰国したときも、常に謙虚な姿勢で話を進めていき、理知的な話し方をするところが、競技の際のイメージと違ってすごく好感を持てる青年であるところがわかります。
その平野歩夢選手が、スケボーとの二刀流に挑戦するというニュース。
二刀流といえば、スピードスケートの選手と自転車競技というイメージでしたが、スケボーがオリンピックの正式種目になったことで、スピードスケートではない新たな二刀流という可能性を彼に教えてもらいました。
また、平野歩夢選手は怪我があって2ヶ月という最低限の準備期間しかなかったにも関わらず、全日本の大会で予選・決勝ともに3位という好成績を残しています。
準備期間が足りなくてその結果を残してくるということは、今後、しっかり準備ができる状態ではどれくらいの成績を収めるのであろうか、という期待がとても大きい選手であると感じます。
3位を獲得した今回のインタビューでも非常に謙虚な受け答えが印象的でした。
こういった新しい競技の草分けとなる存在の選手がいることが、日本において新たな競技の人口を増やしていくのだと思うので、そういう意味で平野歩夢選手に期待するところは多く、非常に魅力的な人物であると感じます。
◆平野歩夢の魅力とは
平野歩夢選手の最大の魅力はなんといっても顔面偏差値の高さ。
イケメンでスケボーをしている姿はかっこよく女性を虜にされる容姿に同性にまでも支持されるぐらいのイケメン度合い。
同性からも支持されるのは本当にすごいことだと思います。
そして次に、とにかくおしゃれだということ。
私服のファッションセンスも抜群で素晴らしいのです。
憧れと尊敬の眼差しでいつも注目しています。
オリンピック以降さらに注目されるようになってから、メディアで見る機会も増え活躍の幅を広げています。
平野歩夢選手は15歳でオリンピック銀メダルという偉業を成し遂げました。
アジア人の少年として初めて獲得されたことがなによりも凄かった点でしょう。
クールな一面など、まだまだ多くの魅力があります。
平野歩夢選手はソチ五輪からさらに才能が開花。
世界からも注目されるまで血の滲むような努力で精進されたことだと思います。
今までスノーボードで活躍してきた平野歩夢だか来年の東京オリンピックではスケートボードに出場します。
夏季・冬季で活躍する二刀流選手になりました。
来年開催される東京オリンピックでショーンホワイト選手と対決の可能性があるということでますます今後の活躍が期待されます。
ぜひとも東京オリンピックで優勝し、平野歩夢の名をさらに世界に広げてほしいと願うばかりです。
平野歩夢選手のこれからが楽しみです。