富田望生「ポッチャリ界のルーキー」に注目!出演作や経歴などを徹底分析!
最近話題の気になるポッチャリ女優さん「富田望生」さん。
富田望生さんはただのポッチャリさんではなく、個性豊かな実力派の女優さんなんです。
ふいに観てみた青春映画などの作中に、高確率で出没しているので、きっと誰もが、「あー!あの子か!」と、一度は見かけたことがあるはずです。
ここではその富田望生さんを徹底的に調べてみたいと思います。
◆経歴とプロフィール
彼女の名前は【富田 望生(とみた みう)】。本名そのまま。
2000年2月25日、福岡県いわき市に生まれました。現在19歳です。
小学三年生の時にピアノに出会い、将来はピアノ教師になりたいというほどすっかりピアノの虜となった富田望生さんは、小学5年生の時に起きた、東日本大震災を機に、母親の仕事の都合で東京に転居し、都内の中学校へ通うことになります。
泣く泣く故郷を離れることとなった富田望生さんは、将来の夢も目標も失い、ただなんとなく日々を過ごしていました。
そんな時、母親の携帯をいじっていると、たまたま「タレント募集」の文字を見つけました。
「今の自分は、何もしていないな。」
上京して再度習い始めたピアノもやめてしまったので、軽い気持ちで、オーディションサイトに応募してしまいました。
自宅に書類選考通過の通知書類が届き、母親は初めてこのことを知ったのです。
もちろん最初から仕事があるわけではなく、ただ週に一度のレッスンがある、習い事感覚でした。
そして2017年7月、たくさんの子役たちを輩出していることで有名なテアトルアカデミーから、バラエティに富んだ実力派タレントが多数在籍するジャパン・ミュージックエンターテイメントに移籍します。
趣味は映画鑑賞、特技はピアノ・ドラム・クラリネット・パーカッション・歌・ダンス。
ピアノを習っていたこともあってか、音楽関係が得意なようです。
好きな食べ物は、「桃」とのこと。てっきり、四の五の言わずに肉一択‼‼かと思いきや、可愛らしい一面です。
また、富田望生さんの性格はいろんな資料に目を通す限り、とても素直で真面目な根を持つ人物なのではないでしょうか。
私生活では何度か共演をしている、広瀬すずさんと仲が良いそうです。
◆出演作について
富田望生さんは2015年3月、映画『ソロモンの偽証』で、浅井松子役として堂々とスクリーンデビューを果たします。
その後も『モヒカン故郷に帰る』『ホーンテッド・キャンパス』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など、様々な映画にとんとん拍子で出演しています。
テレビドラマへの出演で特に記憶に新しいのは、現在話題の『3年A組~今から皆さんは、人質です~』こちらに出席番号5番、魚住華役として出演しています。
他にも、この局の同枠前シーズンのドラマ”今日から俺は‼”で、ソバージュヘアのデブスなツッパリ女子高生田中みさえ役や、この春からのNHK連続テレビ小説『なつぞら』では、居村亮子役として出演することになっているようです。
このほか、舞台やネットドラマ、また大和ハウスのCMにも出演するなど、富田望生さんは多方面で活躍しています。
富田望生ちゃん、若手の存在感有る女優さん。今『3年A組』でも頑張ってるけど、『ソロモンの偽証』の松子役がデビューよね。可愛かったし、全力で頑張ってたな!個人的には、石井杏奈ちゃんと清水じんや君も良かった👍若手の、見た目個性派女優さんてあまり居ないから、重宝されるよね😳#富田望生 pic.twitter.com/ahpJdcQaI1
— miya-n (@miyan0324) 2019年2月24日
◆演技について
富田望生さんの演技は、いつも自然体で、それでいてとても存在感があり、場面や共演者との調和がとても優れていると言えます。
周りの人からは憑依体質と言われるほど、その役になり切ってしまうのが上手なのです。
それから、ポッチャリさん特有かもしれませんが、食べている演技は本当に抜群ですね!
見ているだけで、とても幸せな気分になれます。
富田望生さんが頬張っているところ、ずっと見ていたいです。
ちなみに驚愕の事実?なのですが…実は富田望生さん、小さい頃から太っていたというわけではありませんでした。
デビュー前の写真を見る限りでは、中学生まではポッチャリさんどころか痩せ型にもみえるので、面影があるような無いような。
シルエットは違えど目元で富田望生さん本人だと分かるかな、という感じです。
役作りのために太る前はとても可愛いらしく、現代のアイドル風な顔立ちとも言えるくらいです。
・ソロモンの偽証
『ソロモンの偽証』では、すべての中学生役に新人を起用しています。
もちろん富田望生さんにとってもデビュー作となるのですが、初めての演技とは感じさせない、見事な演技っぷりでした。
「松子の子、すごくない?」と、話題になるほどでした。
この映画のオーディションを受けたときは、本人曰く、「ふっくらはしていたと思うんですけど、太ってはいませんでした。」
浅井松子役の条件は”太っていること”でしたが、これに落ちたら辞めよう、と思いながら、事務所の方と「とりあえずやってみよう」と受けたオーディションの詩の朗読で、見事に監督のハートをガッチリ掴みます。
監督に見い出され、松子役を勝ち取った富田望生さんですが、オーディション合格の喜びも束の間「あと20キロ太ってください」と指示されました。
思春期の女の子には、とてもハードな…過酷すぎる試練です。
しかし富田望生さんは、とにかく役をもらえたことが嬉しかったのです。
食べて食べて、ひたすら食べ続け、お餅とお団子が太るということを学びました。
夜、寝る前に食べるようにすると、確実に太れるそうです。
そしてその結果、20キロとまではいきませんが、15キロの増量に成功しています。
とは言え、富田望生さんはまだまだ新陳代謝が活発なお年頃でした。
気を抜くとすぐに体重が落ちてしまうので、太り続けることにも苦労していたようです。
「松子(役名)、食え!」と監督に命令され。
大きくなったり小さくなったり、普通の食生活に戻すと、すぐに痩せてしまうので、役をもらうとまた太りなおしたり…洋服のサイズがコロコロ変わるので大変だそうです。
素晴らしき役者魂ですね。
・チア☆ダン
また『チア☆ダン』では、複雑な家庭環境に育ち、自分に自信が持てない、チーム内のポッチャリ気弱女子、東多恵子を熱演しています。
序盤から、一人丸い子が混じっているなあと思いきや、”和製ビヨンセ”こと渡辺直美を彷彿とさせるような、見事なキレッキレのダンスを披露しています。
作中、初めて母親に反抗する場面、そして次第に自信を持ちはじめ成長してゆく表情の変化など、実に見事でひきこまれるものがありました。
広瀬すずさんや中条あやみさんなど、同世代のキラキラした女優たちに囲まれ、内心は気後れし、戸惑いながらも、ひけを取らない、堂々たる演技でした。
「この戸惑いは、チーム内での多恵子の心情と同じなんだ」と、役柄に自身を重ねることが、感覚をつかむことにつながると思ったそうです。
・3年A組
『3年A組~』で演じている魚住華のキャッチフレーズは、「柔道部の星!食を愛し、チャーミングな二面性輝く怪力女子」 …なんとも強烈です。
この役を演じるにあたって、富田望生さんは公式ブログ内で
「未知すぎて不安も露骨に感じていません。いや…怖いですよ…ものすごく…ちゃんと怖いです。でも今はまだ、その怖さすらも楽しみで楽しみで仕方がないのです」
と、綴っています。
しかし、このインパクトのある”二面性輝く怪力女子”を見事に演じています。
富田望生さんなりの葛藤がありながらも、いつも自然体で演技しているように見せることができるのは、やはり天性の才能なのかもしれません。
常に共演者の演技を受け止め、感じて、反応することを心がけ、そうすることで相手にも影響を与えていこうとしているそうです。
◆身長体重について
富田望生さん、その存在感とはうらはらに、身長は152cmとやや低めです。
体重は非公開なようですが、推定65~70キロぐらいでは とされていますが、身長が低めなので実際はどうなんでしょうか。
元の写真で身長から予想すると、推定45キロ~ あっても50キロぐらいに見えますので、15キロ増量したということは、60~65キロぐらいかもしれません。
太っている内容が、脂肪か筋肉か…でも、だいぶ変わってきますよね。
“女版・鈴木亮平”との声も上がっているほどですから、役柄によっても、調整しているのかもしれません。
◆出身校について
特に公開されてはいませんが、富田望生さんは小学6年生になったばかりの頃に上京していますので、中学・高校は都内の学校に通っていたようです。
女優業と学業との両立を考えると、日出か堀越あたりでは、と噂されていますが、定かではありません。
現在19歳ということは、大学生の年齢ですが、これもまだ情報が開示されているところはありませんでした。
◆家族について
富田望生さんの家族については、いわき市で震災には遭いましたが家族全員無事だった、ということ以外出てきませんでした。
家族構成等も不明ですが、震災時、母親はビジネスホテルの支配人をしていたということで、この系列のホテルが東京にあったため、上京することとなりました。
公式ブログ内やインスタグラムに登場している”オリーブさん”というのは、愛犬でしょうか。
◆富田望生まとめ
平成もいよいよ残り僅か、「可愛いは正義☆」「細くてナンボ。」そんなキャッチフレーズがあふれたこの時代に、潔くデブキャラの道を選び、画面に異彩を放っている富田望生さん。
「デブだから役がある」という声に傷ついたこともあるそうですが、富田望生さんの存在は決してその一言で片付くものではないのです。
まさしくポッチャリ界のルーキー、期待の星ではないでしょうか。
視聴者に、「あー、こんな子いるなあ!」「うちのクラスにも、居た居た!」と思わせるような場面への溶け込みっぷりと、人懐っこく愛らしい笑顔。
富田望生さんがいるから、そこにリアリティが生まれるといっても過言ではありません。
ほどよくあか抜けず、純朴そうな見た目だからこそ、感情移入しやすいというのもあるのかもしれませんが、調べれば調べるほど、役者という仕事に真剣に向き合う富田望生さんの魅力に、今後ますます目が離せません。
震災を経験したことで、富田望生さんの人生は大きく変わってしまいました。
しかしこれからも女優を続けていきたいと言う富田望生さんは、この若さで既に”名わき役”との声も上がっているほどですので、これからもどんどんいろんな場面に溶け込み、馴染み、たくさんの作品を支え作り上げていくことでしょう。